情報学科 │ 教育基本3方針（ポリシー）
アドミッション・ポリシー
情報学科は、進化し続けるICTやIoT技術の基盤となる知識の修得、即戦力となり得る実践力の獲得、コミュニケーション能力等を中心とした社会性の向上の3項目を教育目標とし、情報のスペシャリストとして社会で活躍できる人材の育成を目的としています。そのような人材を育成するにあたり、次のような入学者を求めます。
- 高等学校で数学に関する科目を学んだと同等かつ本学科において情報学を学ぶために必要な数学の基礎能力を有する者。
- 高等学校で情報に関する科目を学んだと同等の情報リテラシーまたは情報科学の基礎知識を有する者。
- 高等学校で国語に関する科目を学んだと同等の文章読解および文章作成のための基礎知識を有する者。
- 高等学校で英語に関する科目を学んだと同等の英語会話、英語読解、英語作文のための基礎知識を有する者。
- 情報処理技術者として論理的に物事を考え説明できる者、またはそれを目指す意欲のある者。
- 情報学を積極的に学ぶ意思を持ち、主体的に物事に取組むことができる者。
(知識・技能)
(思考力・判断力・表現力)
(主体性・多様性・協調性)
カリキュラム・ポリシー
情報学科は、ディプロマ・ポリシーの各項目を達成するために以下の方針に基づいた教育課程を定め、必要な授業科目の流れや、各項目と授業の整合性を体系的に理解できるようにカリキュラム・マップを用意しています。
-
学修課程
①専門知識・技能を修得し、実践する力
基礎専門科目、専門科目に座学と実験・実習、演習科目を配置し、専門に関する基礎から応用までの知識・技能を修得できる課程を編成します。
②コミュニケーション力
共通科目に外国語群を配置し、コミュニケーション力を修得する課程を編成します。またスポーツ実習や実験・実習・演習科目を通じ、同様の力を培う機会を提供します。
③課題を発見し、問題を解決する力
基礎専門科目(数学・物理・情報)の知識や、専門科目を活用して課題発見力・問題解決力の修得を目指します。
④他者と協力して目的を達成する力
共通科目の人文・社会・自然群において幅広い教養を身に付けるとともに、スポーツ実習や、実験・実習・演習科目を通じ、他者との協働力を修得できる機会を提供します。
⑤自らを律し、学び続ける力
プレゼミ、卒業研究、特別研究を通して、倫理観と共に主体的に新しい知識・技能を修得する機会を提供します。
⑥総合力
各科目で修得した内容を組合わせること、また卒業研究を必修として学修することで、総合力を修得する機会を提供します。
-
学修方法
- 学修支援ツールに自らの目標や大学での活動内容を記載していくことで、学生が自ら主体的かつ長期的に学修状況を振り返り学修します。また、記載内容に対して、グループ担任からコメントを受けます。
- オフィスアワーなどの講義外個別学修支援を利用することで、基礎を確実に身に付けることができます。
- 修得した成績についての論評を受け、学修方法などの助言を得ると同時に半期ごとの目標設定の助言を受け、学修成果の向上を目指します。
-
学修成果の評価
- 試験やレポート、課題提出等に基づき、科目ごとに設定された到達目標に対する到達度を用いて評価します。
- 学部規則に定めるGPAを用いて、成績評価を行います。その評価にもとづき学修指導を行います。またGPAは、学業優秀賞、各種奨学金および大学院内部進学の対象者選抜等に用いられます。
- 各学期末に、学修効果測定グラフを学修支援ツール上で提示します。
- 学修成果を具体的に把握するため、GPA評点に基づく順位付けを実施します。
ディプロマ・ポリシー
情報学科は、進化し続けるICTやIoT技術の基盤となる知識の修得、即戦力となり得る実践力の獲得、コミュニケーション能力等を中心とした社会性の向上の3項目を教育目標とし、情報のスペシャリストとして社会で活躍できる人材の育成を目的としています。そのため、本学の基本理念を理解し、次の能力を有すると認めた学生に学士(情報学)の学位を授与します。
-
専門知識・技能を修得し、実践する力
情報処理技術者に必要な数学や情報学の知識を有し、それらを適切に応用できる。
-
コミュニケーション力
技術者として必要な情報リテラシー能力を有し、他者と適切なコミュニケーションをとることができる。
-
課題を発見し、問題を解決する力
科学的な思考力で判断と決断を行い問題解決に取組める。
-
他者と協力して目的を達成する力
コミュニケーション力を活かし、他者と協調して自らの役割を果たし、責任感を持って社会の発展のために貢献できる。
-
自らを律し、学び続ける力
獲得した知識や技術を正しく使用する倫理と心構えを身に付け、最新科学技術の修得とその応用のための研鑽を続けることができる。
-
総合力
種々の問題に対して、獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用して解決できる。
