学部・大学院

  1. HOME
  2. 学部・大学院
  3. 大阪電気通信大学大学院工学研究科 電子通信工学コース

大阪電気通信大学大学院工学研究科
電子通信工学コース

Electronics and Communication Engineering Course
Graduate School of Engineering, Osaka Electro-Communication University

教員・研究室紹介

光‧電子デバイス⼯学分野

⽊原 満 教授

研究専⾨分野

光ファイバ工学

教員紹介

九州⼤学⼤学院(⼯学博⼠)、NTT東⽇本技術協⼒センタを経て現職。

研究内容

光ファイバ通信および光デバイスに関する研究

民田 太一郎 教授【パワーエレクトロニクス研究室】

研究専⾨分野

パワーエレクトロニクス、パルスパワー技術

教員紹介

東京大学大学院(工学博士)、三菱電機を経て現職

研究内容

「パルスパワーの極左、パワーエレクトロニクスの極北」をテーマに、電気回路を自由に設計して、宇宙、食品、医療などさまざまな分野に適用する研究をしています。パルスパワーとは電流や電圧をごく短い時間に投入して特殊な効果を生じさせる技術で、これを使ってこれまでにない新しい用途を開拓します。パワーエレクトロニクスとは半導体で電力を自在に変換する技術です。高電圧、大電流、高周波など、パワーエレクトロニクス技術の限界に挑戦します。

富岡 明宏 教授【微小光学研究室】

研究専⾨分野

電気電子工学、ナノ工学、ナノフォトニクス

教員紹介

個室はなくいつも研究室にいて、新しい装置の試作や市販装置の改造をやっています。工学や回路製作の好きな方を歓迎。テニス‧スキーとイタ飯が趣味かな。

研究室紹介

π共役結合に沿って電子が移動できるため大きな振動子強度をもつπ共役系分子は、有機エレクトロニクスの主役となっている。この電導性と光応答が密接に結びついたシステムの次の目標は分子エレクトロニクスである。
本研究室では、改造した顕微鏡を使って、「閉じこめられた光」であるエバネッセント場で局所的に微粒⼦試料を光励起し、微粒⼦内でのπ共役分⼦の配向方向を解析したり、単⼀微粒子の発光スペクトルから結晶性を評価している。試料の微粒子は、ディウェッティング法を用いてガラス基板表面に大きさのそろった配列を「自然(自己組織的)に」形成させたもので、ナノテクノロジーのボトムアッププロセスの⼀つ。

中瀬 泰伸 教授【光デバイス研究室】

研究専⾨分野

集積回路⼯学

教員紹介

立命館大学大学院(工学博士(阪大))、三菱電機、ルネサスエレクトロニクスを経て現職。

研究内容

環境発電向超低消費電力DC-DCコンバータ
アナログ回路の低電力化設計
組込みシステム

松浦 秀治 教授【半導体電子デバイス研究室】

研究専⾨分野

電気電子工学、電気電子材料工学、電子デバイス‧電子機器

教員紹介

京都大学 博士(工学)。次世代半導体の電気的特性の評価、半導体の耐放射線性の研究、X線検出素子の研究‧開発、太陽電池の作製‧評価を行っています。

研究室紹介

食物や土壌中の極微量な有害物質(Cd,As等)を検出するための蛍光X線検出装置に用いる、半導体X線検出素子の研究開発を行っています。写真は、本研究室が提案‧開発したSDD (Silicon Drift Detector)素子です。設計‧製作‧評価を繰り返しながら、最適なX線検出素子の開発を行っています。
シリコン(Si)に代わる半導体として、いろいろな次世代半導体が研究されていますが、Siと比べると、研究されていない基礎物性が多く有ります。本研究室では、半導体デバイスとして利用するために必要な電気的特性を調べています。写真は、半導体中の多数キャリア密度や移動度が得られるホール効果測定装置です。

光‧マイクロ波工学分野

海⽼原 聡 教授【地球電磁波計測工学研究室】

研究専⾨分野

工学、地下電磁波計測工学

教員紹介

東北大学大学院工学研究科資源工学専攻修了。博士(工学)。
ボアホールレーダに関する研究開発に従事。
電子情報通信学会、物理探査学会会員。

研究室紹介

地下空間を有効利用するには、地中物体の計測が必要になります。本研究室では、右図のような様々な応用先を念頭において、坑井内でレーダを使用し、物体の3次元計測を可能にするボアホールレーダに関する研究開発をしています。不均質で損失をもつ媒質でのレーダの使用は大気中レーダとは異なる点が多く存在し、これらの問題を解決していくことが必要です。
例えば、直径10cmほどの坑井の中で電磁波の到来方向を推定する必要があり、本研究室では、写真のような、無電源で小型化可能なアンテナ素子を用いた指向性レーダを開発しています。さらに、これらのアンテナの坑井中での性能を評価するため、電磁界解析法の開発や坑井内中にあるアンテナを室内で模擬する実験を行っています。

柴垣 佳明 教授【電波応用工学研究室】

研究専⾨分野

レーダーリモートセンシング

教員紹介

大阪電気通信大学大学院博士後期課程修了。博士(工学)。
レーダーを用いた大気物理学の研究に従事。
電子情報通信学会、日本気象学会会員。

研究室紹介

電波を用いたリモートセンシング技術によって、目にはみえない上空の風の流れを調べることができます。近年の地球温暖化により、日本ではヒートアイランド現象による集中豪雨や発達した台風の上陸による気象災害が増加する傾向にあります。本研究室では、大気観測用レーダー(ウインドプロファイラ)を用いて、集中豪雨をもたらす対流系の発生‧維持メカニズムの解明やデータ解析アルゴリズムの開発に取り組んでいます。

前川 泰之 教授【衛星通信工学研究室】

研究専⾨分野

電波伝搬、衛星通信工学、レーダ工学

教員紹介

京都大学大学院⼯学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。
衛星回線におけるマイクロ波やミリ波の伝搬研究に従事。
電子情報通信学会、IEEE、日本気象学会等会員。

研究室紹介

本研究室では、本学衛星通信研究施設の実験局設備を用いて、マイクロ波やミリ波帯の衛星電波に降雨等の気象現象が与える影響を長年にわたり測定し、20年以上の長期にわたって得られた降雨減衰や1分降雨強度等の連続的なデータバースは世界でも例がない貴重なものとなっている。
また最近では、京都府や滋賀県、あるいは赤道域東南アジアでの降雨減衰測定データも取得し、近隣の都市間での降雨時における衛星回線のネットワーク運用効率の評価や、熱帯赤道域における衛星回線の伝搬特性と温帯の日本における値との差異について、詳しく調査を行っている。

何 ⼀偉 准教授【通信システム研究室】

研究専⾨分野

電磁波工学‧数値解析

教員紹介

電磁波問題を数値的に解析する手法について研究しています。また、散乱電磁波から散乱物体の形状‧材質などを推定する逆問題にも精力的に取り込んでいます。

研究室紹介

本研究室では、コンピュータによる電磁波問題の数値解析を精力的に行っています。新たな解析手法を探求すると共に、アンテナや光ディスクの数値解析を行っています。写真は本研究室よりFDTD手法を用いて解析したルーネベルグレンズです。解析によっては開発されたアンテナは衛星電波の受信装置や、レーダなどに利用されています。
また、反射電波から距離だけでなく、散乱物体の形状、材質などについても研究しています。レーダの性能を向上するため、送受信アンテナの設計‧解析、信号処理のアルゴリズムの改良などを行っています。写真の左側は3本の埋設管によるレーダエコーで、右にはマイグレション法によって抽出した⼀本の埋設管のエコーを示しています。

濱田 俊之 准教授【高電圧・電力工学研究室】

研究専⾨分野

高電圧現象,プラズマ応用,太陽光発電システム

教員紹介

宮崎大学大学院(博士(工学)),宮崎県庁,宇部工業高等専門学校を経て現職

研究室紹介

太陽光発電システムから高電圧、プラズマ応用に関する研究まで高電圧・電力工学に関する幅広い研究に取り組んでいます。特に最近では、太陽光発電システムを安全かつ安定して運用できる電源として人々が利用できることを目指して、太陽光発電システムの劣化・故障に至るメカニズムを解明、加えて故障しにくいシステムの設計、事故や故障をいち早く検知する技術、故障後の安全を保つための安全システムの設計など、太陽光発電の安全性を高めるための幅広い研究に取り組んでいます。

通信‧ネットワーク工学分野

村上 恭通 教授【ネットワークセキュリティ研究室】

研究専⾨分野

情報セキュリティ‧公開鍵暗号

教員紹介

量子コンピュータでも解読困難な暗号を構成することを目標に新たな公開鍵暗号を提案‧評価しています。特にナップザック暗号や積和暗号の研究に注力しています。

研究室紹介

従来の公開鍵暗号の多くは、素因数分解問題‧離散対数問題を解くことが難しいことを安全性の根拠としています。 しかし、これらの問題は量子コンピュータが実現すると簡単に解けることが示されました。量子コンピュータでも解読困難な公開鍵暗号を構成することをめざし、新たな安全性の原理に基づく公開鍵暗号の研究‧評価を行っています。
また、高速ネットワークやモバイル端末などの普及に伴い、低コストで実装可能かつ高速‧大容量通信向きの公開鍵暗号の実現もテーマとしています。 その他、ID情報に基づく鍵共有方式に関する研究、ネットワークプロトコルに関する研究、生体情報を用いた個人識別技術に関する研究なども行っています。

渡邊 俊彦 教授【知的システム研究室】

研究専⾨分野

情報⼯学、知能情報学、ソフトコンピューティング

教員紹介

大阪府立大学大学院工学研究科博士前期課程修了。
(株)神戸製鋼所電子技術研究所を経て現職。博士(工学)。
IEEEなどの会員。

研究室紹介

本研究室では、コンピュータやロボットをもっと人間に近づけるための知能化をめざしてファジィ理論や遺伝的アルゴリズムに代表されるソフトコンピューティング、機械学習、データマイニングに関する研究開発を行っています。
データベースシステムやロボット制御、画像や音声のパターン認識、信号処理、WEBシステムなどを具体的な対象に想定したインテリジェントシステムの研究開発に取り組んでいます。企業や他大学との共同研究も進めています。

伊藤 義道 准教授【システム制御工学研究室】

研究専⾨分野

制御工学、メディア処理、コンピュータビジョン

教員紹介

京都大学大学院工学研究科博士後前期課程修了。博士(工学)。制御理論、メディアセキュリティに関する研究に従事。システム制御情報学会、計測自動制御学会、電子情報通信学会、電気学会、IEEEの会員。

研究室紹介

制御とは、人が意図した望ましい振る舞いをシステムにさせることです。システムに望ましい振る舞いをさせるためには、そのシステムの性質をよく理解し、適切に記述することが必要になります。その際、数学が非常に重要な働きをします。システムに望ましい振る舞いをさせたいという工学の問題を、数学の問題におきかえて解くわけです。このような問題を扱う理論は制御理論と呼ばれており、様々な分野で応用がなされています。当研究室では、この理論や数学を、制御系の設計やメディア処理、コンピュータビジョンにおける様々な問題に適用し、面白いシステムや世の中に役立つシステムを開発しています。

境 隆⼀ 准教授【データセキュリティ研究室】

研究専⾨分野

暗号理論、暗号⽅式、バイオメトリックス個⼈認証

教員紹介

情報セキュリティに関して、理論から認証技術まで幅広く研究しています。特に現在、幅広く利用されている公開鍵暗号の他、量子コンピュータへの耐性を確保している耐量子コンピュータ暗号等の安全性に関する研究をしています。また、各種の応⽤プロトコルの要素技術としての新しい暗号⽅式を構成することも⽬標にしています。

研究室紹介

暗号理論と情報セキュリティ技術は、必要不可⽋の要素技術として私達の⽣活を⽀えています。様々な公開鍵暗号の応用や安全性について研究しています。また、耐量子暗号の構成や安全性についても取り組んでいます。さらにバイオメトリック個⼈認証は、ユーザの利便性を⾼める技術として注⽬されており、その中でも動画を⽤いた顔認証技術について研究しています。これらの理論や技術を広く普及させるには、これらの効果を正しく認識してもらうと同時に、私達ユーザが使い易いような⼯夫をすることが必要です。

佐藤 寧洋 准教授 【先端ネットワーク工学研究室】

研究専⾨分野

情報ネットワーク工学

教員紹介

大阪市立大学大学院 工学研究科電子情報系専攻 後期博士課程修了。博士(工学)。 次世代ネットワークアーキテクチャ、ネットワーク計測・モデル化、SNS 分析 電子情報通信学会、情報処理学会、IEEE 各会員

研究室紹介

次世代のインターネットの構造やプロトコルの設計、運用技術について研究しています。現在のインターネットでは、データの多様化・大容量化によってさまざまな問題が発生しています。また、モバイル通信の普及により従来の方式や制御、運用方法では今後のネットワーク需要に対して十分に対応できないおそれがあります。安心で安全、高速なネットワークの実現に向けて多角的なアプローチから研究を行っています。

土居 元紀 准教授【信号処理学研究室】

研究専⾨分野

画像処理、信号処理、色彩工学

教員紹介

奈良先端科学技術大学院大学博士後期課程修了。博士(工学)。 信号処理の教育、画像処理および色彩工学の研究に従事。電子情報通信学会関西支部役員(2021-2022年),日本色彩学会編集員(2018~2021)等。情報処理学会、システム制御情報学会、IEEE等会員。

研究室紹介

画像・映像や色について、その取得、解析、通信、検索、生成の各過程について研究を行っています。例えば、分光画像に基づく皮膚の色のシミュレーションや、ディープラーニングを用いた緑視率の解析、照明変動環境下での人物追跡などについて研究しています。写真は大学院の学生が色票を分光放射輝度計で計測しているところです。

大学紹介

学生一人ひとりの興味・関心を大切にする独自の「4ステップの実学教育」をはじめ、本学の特長および、概要についてご紹介いたします。

4ステップの実学教育

キャンパスライフ

ロボットづくりなどに挑戦できる「自由工房」やクラブ・サークル、イベントなど、大阪電通大では、授業やゼミ以外にも日々さまざまな活動が行われています。

クラブサークル紹介

施設・キャンパス

次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。

PAGE
TOP