高等教育の修学支援新制度について
大阪電気通信大学は2020年度から開始された「大学等における修学の支援に関する法律」に基づく「高等教育の修学支援新制度」の対象大学となっております。
本制度は、修学意欲がありながらも経済的な理由で大学での修学が困難な者に対して、授業料等減免と給付奨学金(原則、返還不要の奨学金)とを併せて支援することで、安心して学んでいただく制度です。
2024年度からは、対象を世帯年収600万円(目安)までの世帯のうち、子供3人以上を扶養する多子世帯や私立理工農系の学部・学科に通う学生等について対象が拡充されました。さらに、2025年度から、多子世帯の学生に対して、所得制限なく、国が定める一定の額まで授業料等減免が行われることとなりました。
本制度の概要及び支援対象となる学生等の認定要件につきましては、このページに情報を掲載しておりますのでご確認ください。
なお、本制度は大学院生は対象外ですのでご注意ください。
私立学校の理工農系学部の認定について
「大学等における修学の支援に関する法律」に基づく「高等教育の修学支援新制度」について、大阪電気通信大学は、全学部・学科が私立学校の理工農系学部・学科として認定されました。
工学部
https://www.osakac.ac.jp/faculty/engineering/
情報通信工学部
https://www.osakac.ac.jp/faculty/information/
健康情報学部
https://www.osakac.ac.jp/special/hi/
総合情報学部
https://www.osakac.ac.jp/faculty/isa/
建築・デザイン学部
https://www.osakac.ac.jp/faculty/architecture/
2025年度からの多子世帯に対する大学等の授業料等減免の拡充について
2025年度から多子世帯の学生に対して、大学の授業料及び入学金を、国が定める一定の額まで所得制限なく支援することとなりました。この改正における支援内容等について文部科学省ホームページに公表されましたので、お知らせします。
現在、多子世帯(扶養する子供が3人以上いる世帯)の学生は、本制度について、下記概要よりご確認ください。なお、現在既に修学支援新制度の対象者(収入要件で支援停止中を含む)が多子世帯に該当する場合、今回の拡充についての手続きは不要です。多子世帯該当が確認できしだい、大学より減免額変更の通知を郵送します。
また、本学への進学を検討している方についてもご自身のご家庭が対象となるかを下記概要よりご確認ください。
修学支援新制度の申請について
高等教育の修学支援新制度の対象者になると、原則、次の2つの支援が受けられます。
- 給付奨学金(原則、返還が不要な奨学金)
- 授業料等減免(授業料の減額、入学金の免除あるいは減額)
※私立理工農支援の場合、および多子世帯で一定の収入基準を超過している場合、給付奨学金の支給はなく、授業料等減免の支援のみです。
本制度による支援を受けるためには、まず日本学生支援機構(JASSO)の給付奨学金に申請し、採用される必要があります。
給付奨学金に採用された場合、給付奨学金の支援区分に応じ、授業料等減免額が決定されます。給付奨学金に採用されなかった場合、授業料等減免も受けることができません。採用には学業基準、家計基準があります。当ページ下部「支援措置の対象となる学生等の認定要件について」をご参照ください。
本制度の新規申請受付は春(4月)と秋(9月)の年2回ございます。
新規申請受付の日程及び手続の詳細については、MyPortal(在学生用ポータルサイト)にて、随時お知らせします。
※すでに修学支援新制度の対象者として認定されている方(収入要件で支援停止中の方を含む)は、年度末の適格認定(学業成績)で次年度の継続可否が判定されるため、年度ごとの新規申請は不要です。
修学支援新制度の支援額
(2025年4月現在)
入学金減免額、授業料減免額については、申請者の個別の状況あるいは制度の変更等により、下記とは異なる場合があります。詳細の金額については、採用後に大学より交付する「授業料等減免認定結果通知書」に記載された額をご確認ください。
修学支援新制度対象者(多子世帯除く)
左右にスクロールできます
日本学生支援機構奨学金(給付型) | 授業料等減免 | |||||
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支援区分 | 給付額(月額)注1) | 入学金減免額注2)注3) | 授業料減免額(年額)注3) | |||
第Ⅰ区分 | 自宅通学 | 38,300円 (42,500円) |
250,000円/ 200,000円 |
700,000円 | ||
自宅外通学 | 75,800円 | |||||
第Ⅱ区分 | 自宅通学 | 25,600円 (28,400円) |
166,700円/ 133,400円 |
466,700円 | ||
自宅外通学 | 50,600円 | |||||
第Ⅲ区分 | 自宅通学 | 12,800円 (14,200円) |
83,400円/ 66,700円 |
233,400円 | ||
自宅外通学 | 25,300円 | |||||
第Ⅳ区分(理工農)注4) | 支給なし | 83,400円/ 66,700円 |
233,400円 |
- 注1)(第Ⅰ区分~第Ⅲ区分)自宅通学者の内、生活保護世帯にはカッコ内の月額が給付されます。
(第Ⅳ区分(理工農))給付奨学金の支給はありません
(すべての区分) 支援期間中は、第一種奨学金の貸与月額の調整があります。 - 注2)上段が「工学部、情報通信工学部、健康情報学部、総合情報学部」、下段が「建築・デザイン学部」の入学金減免額です。
- 注3)給付型奨学金受給対象者は、授業料等減免対象者となり、支援区分に応じて入学金(新入生かつ前期採用者に限る)及び授業料が減免されます。
- 注4)本学は「全学部」が理工農に該当します。
修学支援新制度対象者(多子世帯の方) 多子世帯:扶養する子どもが3人以上いる世帯
左右にスクロールできます
日本学生支援機構奨学金(給付型) | 授業料等減免 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
支援区分 | 給付額(月額)注1) | 入学金減免額注2)注3) | 授業料減免額(年額)注3) | |||
第Ⅰ区分(多子世帯) | 自宅通学 | 38,300円 (42,500円) |
250,000円/ 200,000円 |
700,000円 | ||
自宅外通学 | 75,800円 | |||||
第Ⅱ区分(多子世帯) | 自宅通学 | 25,600円 (28,400円) |
||||
自宅外通学 | 50,600円 | |||||
第Ⅲ区分(多子世帯) | 自宅通学 | 12,800円 (14,200円) |
||||
自宅外通学 | 25,300円 | |||||
第Ⅳ区分(多子世帯) | 自宅通学 | 9,600円 (10,700円) |
||||
自宅外通学 | 19,000円 | |||||
多子世帯 ※第Ⅰ区分~第Ⅳ区分の収入要件に 該当しない多子世帯 |
支給なし |
- 注1)(第Ⅰ区分~第Ⅳ区分)自宅通学者の内、生活保護世帯にはカッコ内の月額が給付されます。
(第Ⅰ区分~第Ⅳ区分の収入要件に該当しない多子世帯)給付奨学金の支給はありません。
(すべての区分)支援期間中は、第一種奨学金の貸与月額の調整があります。 - 注2)上段が「工学部、情報通信工学部、健康情報学部、総合情報学部」、下段が「建築・デザイン学部」の入学金減免額です。
- 注3)多子世帯の方は所得制限なく、入学金(新入生かつ前期採用者に限る)、授業料が国が定める一定の額まで減免されます。
家計急変による申請について
予期できない事由により家計が急変し、緊急に支援の必要がある場合には、急変後の所得見込みにより要件を満たすことが確認されれば、修学支援新制度の対象となります。(学力基準、家計基準あり)
年間を通じて随時、申請を受け付けます。ただし、家計急変の事由が発生したときから3か月以内に申請する必要があります。
また、家計急変の事由が入学前に発生した場合、入学後3か月以内に申請する必要があります。詳細は下記までお問合せ下さい。
【修学支援新制度に関するお問い合わせ先】
大阪電気通信大学
<工学部/情報通信工学部/建築・デザイン学部>
寝屋川学務課 奨学金窓口 TEL:072-813-7860
<総合情報学部/健康情報学部>
四條畷学務課 奨学金窓口 TEL:072-812-5879
事務取扱時間:月~金/9:00~17:00
ご参考情報
文部科学省「高等教育の修学支援新制度」特設サイト
支援措置の対象となる学生等の認定要件について
日本学生支援機構(JASSO)「進学資金シミュレーター」
世帯の年収等を答えることで、給付奨学金を受けることができるかの目安を知ることができます。
日本学生支援機構(JASSO)奨学金相談センター
電話:0570-666-301(月~金 9時~20時)
※土日祝日、年末年始を除く
※通話料がかかります