1月20日(月)、総合情報学部情報学科の客員教授でロボットクリエーターの高橋智隆先生による特別講義「ロボット時 代の創造」が行われました。この特別講義は、2008年〜2013年に引き続き7回目です。同学科をはじめ110人を超える学生、教職員などが受講しまし た。
【講義の概要】
高橋先生は2003年ごろから個人事務所「ロボ・ガレージ」を創業し、数々の2足歩行ロボットを開発してきまし た。昨年はコミュニケーション機能などを持った宇宙ロボット「KIROBO」を作成し宇宙に持って行きました。その目的はロボットと人との対話実験をする ことで、ヒューマロイドロボットとの関係を体感してもらうためです。今までは作業用ロボット(ロボットアーム)は宇宙へ行ったことはありますが全身型のタ イプは初めての試みです。
このロボットの良いところは容姿が優しく、人と会話することで親密感が出てきます。中でも雑談することで広範囲にビックデータを収集することができ、これからのビジネスを発展することができます。
こうした新しいロボットのニーズは無人走行車のような自動運転するものにもあります。ロボットが何をしてくれるの か、役に立つことは何か、得意とすることは何かを見極めることです。今やスマートフォンは衰退の一途になっています。なぜなら機能は現状のもので十分だか らです。これからはウェアラブル(装着型)情報端末のような新たな感覚のものが流行しつつあります。
この状況から高橋先生は「これからは世の動向をよく見極め、遊び心あるクリエイティビティや、新しい価値の創造などを考え、好奇心を大いに発揮して面白いものをたくさん創ってほしい」と学生たちにアドバイスしました。
産業界・官公庁の方々との連携によってさらに広がる学びの世界。実社会に根ざした実のある学びで、即戦力をめざします。
次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
PAGE
TOP