1月20日(月)、寝屋川市工業会主催による「寝屋川市の学生が考える2013ビジネスプランコンテスト」の表彰式が ホテル・アゴーラ大阪守口で行なわれ、寝屋川市長賞をチームヌ力男さんが、このほか2プランが受賞しました。今年度の応募件数は全体では197件、1次審 査通過数37件、2次審査通過数11件でした。
受賞したのは次のとおりです。
【寝屋川市長賞】
「ハイパーヌカチャージャ-」
大阪電気通信大学大学院 チームヌ力男さん
【アントレプレナー賞】
「人間の手話をKinectで、認識し、認識した手話のパターンを音声及びテキストで出力するアプリケーションの開発」
大阪電気通信大学情報通信工学部 情報工学科 田口晋さん
【審査員特別賞】
「コアンダ塀風〜伝統工芸品と科学技術の融合〜」
大阪電気通信大学大学院 エコキャンパス委員会チーム
寝屋川市長賞を受賞したチームヌ力男さんの提案の内容は次のとおりです。
現在、様々な方法で化学修飾した炭素材料を作製し電気二重層キャパシタの電極材料として利用する研究を行ってお り、この炭素材料を環境負荷の小さなものを利用できないか検討していたところ、米を精米する際に出る米ぬかの3割程度は廃棄されていることを知り、これを 用いることはできないかと考えた。キャパシタの原材料はヤシ殻を使用しているが、日本では生産できずに輸入に頼っているのが実情である。そこでこれを原料 の確保が容易である米ぬかで代用することで、コストパフォーマンスに優れ環境にも優しい電極材料の開発に寄与するものである。
受賞したチームヌ力男さんは「日常目に触れているものが容易に捨てられ、もったいなく思い何かに利用できないかと 調べているうちに、米ぬかが大学で研究しているキャパシタの材料の成分と同じものだと知り活用できたことがラッキーでした。これからも偶然という出会いを 大切にして研究を進めていきます」と話していました。
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