総合情報学部情報学科の中野由章客員准教授が、3月17日(火)に京都大学吉田キャンパスで開催された情報処理学会第77回全国大会で、2014年度(平成26年度)山下記念研究賞を受賞しました。
今回の受賞テーマは、「『LINE外し』ロールプレイングによる情報社会に参画する態度の育成」
で、LINEなどのSNSを用いた「いじめ」を起こさせないための指導として、特定の生徒をLINEのグループから退会させるLINE外しというシチュエーションを、情報機器を一切使わないロールプレイを通じて生徒に疑似体験させ、その危険性について学習させる教材を提案しています。
山下記念研究賞は、情報処理学会の研究会およびシンポジウム発表論文の中から特に優秀な論文の発表者に授与されるもので、同学会初代会長の故山下英男先生からの寄贈により、1994年度に従来の「研究賞」から「山下記念研究賞」に改称されました。本学では、2011年3月に大学院医療福祉工学研究科博士後期課程の間辺広樹さんが選ばれて以来の受賞となります。
中野准教授は、「いつかは山下記念研究賞をとりたいと思っていました。今回の受賞を励みに、今後ますます本学の教育・研究に寄与できるよう情熱を持って取り組んでいきたい」と述べました。
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