本学 橘学長が現役の時代に、プラズマの研究に使用していたレーザー分光装置(エキシマレーザー励起の波長可変色素レーザーシステム)が、本学での教育研究用に京都大学から譲渡され、エレクトロニクス基礎研究所に設置されています。その再稼働に向けて、基礎理工学科の学生や教員と一緒に調整を進めてきましたが、このたび調整が完了し、実際の計測に使えるようになりました。
その手始めとして、水蒸気を含んだ気体の放電プラズマで生成されるOHラジカルを、レーザー誘起蛍光法(LIF)という方法で測定する実験を始めることにしました。可視域の色素レーザーを特殊な結晶(BBO)で半分の波長の紫外線に変換し、OHの吸収波長(282nm付近)に同調してプラズマに照射すると、OHラジカルからの蛍光信号が観測されました。
学生達は、初めて目にした大掛かりなレーザー装置や、それを活用することで、OHラジカルのような環境やバイオテクノロジーで有効な反応活性種が測定できることに感激しています。
ロボットからIT、ゲーム、医療まで多種多様な学び。
めざす専門分野のスペシャリストとして、未来を切り開ける人へと成長してください。
産業界・官公庁の方々との連携によってさらに広がる学びの世界。実社会に根ざした実のある学びで、即戦力をめざします。
次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
PAGE
TOP