10月13日(火)、東大阪市のMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)で開かれたMOBIO-Cafe Meeting(モビオカフェ・ミーティング)で、電子機械工学科の岸岡清教授が「スピーカーの特性改善を目指したモノづくりプロジェクト」をテーマに発表を行いました。
このプロジェクトは、(株)タイムドメインラボと連携して、同社のスピーカーの特性の解明と、3Dプリンタを利用した精密造形による特性の改善を目指すもので、学生が企業と連携した“モノづくり”の体験を通して社会で役に立つ技術を習得し、勉学意欲の向上を狙った教育プロジェクトの一環でもあります。
ミーティングには約20社が参加され、岸岡教授は発表で「このスピーカーはダクト形状で、従来の箱のスピーカーからは出ないようなクリアな音が出る。ダクトがどんな風にスピーカーの役割を果たしているのか、学生を巻き込んで特性を測ってみた」とプロジェクトを紹介し、実験で得た周波数特性やダクト内の音波の伝搬など詳細なデータについて解説しました。また「今後改良を進め、本学の3D造形先端加工センターを活用して、もっといいものを作っていきたい」と語りました。
続いてタイムドメインラボの林勲氏がスピーカーの実演を行い、質問に応じました。
このプロジェクトは、10月5日(月)から29日(木)までMOBIO常設展示場で開催されている「産学連携オフィス企画展」で展示されています。
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