寝屋川市の学生による「ワガヤネヤガワ・ベンチャービジネスコンテスト2015」のグランプリ発表会が12月19日(土)、寝屋川市のアルカスホールで開催されました。
このコンテストは寝屋川市の産業振興を推進する事業として、「工業」「商業」「農業」「協働」の4部門で学生のビジネスプランを支援するもので、今回は316件の応募の中から22件が一次審査を通過。二次審査で工学部環境科学科(川口研究室)の杉崎聖也さん(北井綱一さん、粟井誠鬢さん、奥田勇気さん)の「炭チャージャー(水を加えるだけで発電できる非常用炭電池)」が工業部門賞プランに選ばれ、この日のプレゼンテーションの結果、グランプリは逃しましたが、部門賞の表彰を受けました。
なお、前年のコンテストで工業部門賞に選ばれた「アラームグラス」について、金融経済学部アセット・マネジメント学科(現・資産運用学科)の堀内秀人さん・平田知明さんが展示会への出展や企業との連携の状況を報告。商業部門賞の「五感で楽しむ!色が変わるうどん」について、工学部基礎理工学科森田研究室の樋口達也さんが企業の協力を得て試行錯誤の結果、販売にこぎつけたことを発表しました。
【炭チャージャー】(水を加えるだけで発電できる非常用炭電池)
水を入れるだけで発電できる非常用炭電池を作り、販売するビジネスです。災害時の一時的な電力確保のため、多くの需要が見込めます。炭素材料を用いた電池の研究を活かして製品化、家電量販店や避難所となる公共施設に販売し、利益を得るプランです。
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次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
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