2月2日(木)、八幡市立男山東中学校(京都府)との中大連携授業として、技術・家庭科の学習内容である「プログラムによる計測・制御」が開催され、工学部人間科学研究センターの森石峰一准教授が指導助言を務めました。
この連携授業では、森石准教授が開発した実習用教材を活用し、Project Based Learning(PBL)を取り入れた授業を行うことで、中学校側は学習内容の理解度と定着度を向上させることを目的とし、大学側は生徒の学習活動を観察することで、実際の授業が効果的に行なわれる授業設計や副教材を考案することを目的としています。
「プログラムによる計測・制御」の単元では、①コンピュータを利用した計測・制御の基本的な仕組みを知ること、②情報処理の手順を考え、簡単なプログラムが作成できることを学習目標としており、最終の成果物はイルミネーションの制作になります。このイルミネーションの制作は、2〜4人でチームを作り、チームのメンバー全員が実習用教材上のLEDを点灯・消灯するプログラムを作成することで実現します。なお、この授業は、男山東中学校が推進している「論理的思考を鍛える授業」の一貫でもあります。
10回目のこの日は、次週の発表会を控え、各チームが動作確認や最終調整に取り組んでいました。ほぼ完成していることを確かめたチームもあれば、思い通りの結果が出なかったチームもありましたが、どのチームも問題を解決するために話し合いをしながら、「よりよいプログラムを」とコンピュータに向かって熱心に再点検をしていました。
チームで創造したイルミネーションをチーム内で協力しながらプログラミングを通して表現するという授業に、生徒たちはとても楽しそうに取り組んでいました。
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