3月10日(金)、11日(土)に「ライフサポート学会 第26回フロンティア講演会」が芝浦工業大学豊洲キャンパスで開催され、浦南翔一さん(医療福祉工学研究科医療福祉工学専攻松村研究室2年生)が「ライフサポート学会奨励賞」を受賞しました。
このフロンティア講演会は、学生や若手研究者が多数集まり、新鮮な研究成果を発表し議論する場で、「ライフサポート学会奨励賞」受賞者の研究発表及び表彰式も併せて行われました。
浦南さんの研究テーマは「口腔咽喉音分析に基づく無呼吸・低呼吸の自動検出法と臨床応用」で、睡眠時無呼吸症候群の症状である「無呼吸」と「低呼吸」を自動的に検出することを目的とした研究です。
浦南さんは、首につけるマイク付きデバイスで睡眠中の呼吸をモニタリングし、呼吸状態の悪化を自動検出する方法を作成。それを睡眠時無呼吸症候群患者へ適用した結果、高い検出率を得ることに成功しました。
現在は「呼吸音」のみのモニタリングですが、今後は「SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)」や「加速度センサ」を用いることで、より高精度な呼吸モニタリングに発展させたいということです。
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次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
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