6月6日(火)、姫路市立総合教育センターにて、姫路市の小中特別支援学校の教職員112名を対象に、工学部電子機械工学科の兼宗進教授が「次期学習指導要領を見据えた情報活用能力の育成」と題して、講演を行いました。
兼宗教授は講演の中で、小学校でのプログラミング必修化が盛り込まれた次期学習指導要領の学習モデルとして、「プログラミングの体験」、「コンピュータの仕組みの理解」、「プログラミング的思考の各教科での利用」を挙げ、説明を行いました。
「プログラミングの体験」では、兼宗教授が開発したドリトルプログラミング言語を使って数行の記述で動作する例を示し、少ない時間でも動作しプログラミングを体験できることを説明しました。
続いて、「コンピュータの仕組みの理解」においては、コンピュータを使わない情報教育の例として、参加者を交えてCSアンプラグドを実演しました。CSアンプラグドとは、コンピュータを使わずにカードを用いたゲームやグループ活動を通じて情報科学を教える学習法です。
最後の「プログラミング的思考の各教科での利用」については、プログラミングの考え方は新たに授業で捉えるのではなく、既に暗に含まれていることを説明しました。
兼宗教授は大阪市や文部科学省の情報教育に関する委員をつとめており、小学校・中学校・高等学校の先生方に対し、プログラミングなどの指導や授業のアドバイスを行っています。
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