9月8日(金)、けいはんな学研都市7大学連携「市民公開講座2017」が国立国会図書館関西館で開催され、工学部環境科学科の湯口宜明准教授が「未来に向けて生物資源をいかに使うか〜研究から見えてくること〜」をテーマに講演を行いました。
湯口准教授は「人口とエネルギー消費の増加に伴う地球温暖化を、自然エネルギーや省エネ技術で克服できるのか」と言う問題を提起し、自身が研究するデンプンやセルロースなど、生物や植物由来のバイオマス資源を使うことで持続可能なエネルギーや材料になりうることを解説しました。したがって、高効率、省エネ、高機能と考えられる自然界の生物や植物を有効に活用するために、自然の構造を理解し、自然と運命をともにすべきだと述べました。
本講座は、『けいはんなから「知の発信」』をキーワードに、一般市民の方々の関心の高い分野について専門の講師が最先端の研究事例を分かりやすく解説するもので、今年は9月1日(金)、8日(金)、15日(金)の3日間にかけて開催されています。
産業界・官公庁の方々との連携によってさらに広がる学びの世界。実社会に根ざした実のある学びで、即戦力をめざします。
次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
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