2018.08.30 総合案内

通信工学科 前川泰之教授が電子情報通信学会「2017年度衛星通信研究賞」受賞を大石理事長・学長へ報告

情報通信工学部通信工学科 前川泰之教授が電子情報通信学会 衛星通信研究会「2017年度衛星通信研究賞」の受賞を大石理事長・学長に報告しました。

 

「衛星通信研究賞」は、情報通信学会の衛星通信研究専門委員会(SAT研)において行われた講演のうち、特に優秀であり今後の活躍が期待できると認められた講演論文に対して授与されるものです。


受賞した論文は「Ka 帯衛星回線における発雷時の交差偏波識別度劣化の推定」で、本学の直径5mのパラボラアンテナで測定された20GHzの衛星電波の偏波面(光の偏光に相当)が、発雷時に急速に変動することを1990年から2006年まで1秒間隔で測定したデータをもとに詳しく解析し、発雷場所や時刻との関係を明らかにしました。
発雷時に衛星電波の交差偏波識別度(異なる偏波面が混入する割合)が増加する場合と減少する場合について、雷雲中の発雷場所での氷晶(氷の結晶)の空中電界による配列や傾き角を仮定することにより、両方の場合を初めて矛盾なく説明したことが評価され、今回の受賞につながりました。

 

大石理事長・学長は、「日頃の研究が成果として認められたこと、大学としても嬉しく思います」と伝えました。

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