11月29日(金)、環境科学科と基礎理工学科の学生19人が、本学から歩いて10分ほどの場所にある寝屋川市の「五藤池」のかいぼり(池の水を排水し生物を捕獲して池を干すこと)の協力を行いました。
学生たちは、低気温と池の中の多数の棘のある菱の実が散乱しているヘドロ、という過酷な環境下の作業に、胴長を身にまといながら生態系の確認(コイ、ゲンゴロウブナ、モツゴ、亀など)や投棄された粗大ゴミ(自転車、自動車の座席やパチンコ台)の収集など積極的に取り組み、水質や池の環境改善に貢献しました。
「かいぼり」は、ため池の水を抜き、落ち葉が朽ちてできた栄養豊かな泥を海に流すことで、海を育てることにもつながります。最近、海苔が黒くならない原因は、水中の栄養素である窒素が減っているとされ、「かいぼり」を続けることで海の中の窒素とリンが増加し、海苔の色が改善されるといわれています。
(本学のこの取組みは、SDGs「6,11,14,15」に該当します)
産業界・官公庁の方々との連携によってさらに広がる学びの世界。実社会に根ざした実のある学びで、即戦力をめざします。
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次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
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