2月15日(金)、京都工芸繊維大学の船越暉由名誉教授より、本学に2000冊以上の図書を寄贈いただきました。本学にとって大変有難く、また、光栄なお申し出です。
船越先生は、京都工芸繊維大学建築系学科創設以来70年の伝統を持つ、同学建築学科建築設計研究室の名誉教授でいらっしゃいます。在職中は同学内に立つ美術工芸資料館(大学美術館の先駆けで村野藤吾ほか著名作家の図面、ポスター収蔵でも有名)の設計など、京都工芸繊維大学の主要建築を監修デザインされました。
寄贈いただいた図書は、船越名誉教授が同学在職中にコレクションされていたものです。管理が行き届いており、全集、建築写真集に特徴があります。さらに今は廃刊分も含む高価貴重図書が多く含まれているということです。
今回の寄贈は、本学建築学科の佐々木厚司教授が船越名誉教授ゼミの卒業生であることから実現。船越名誉教授は佐々木教授にご自身の全蔵書を一任され、今回一括して本学への寄贈に至りました。
今年度新設した本学建築学科の学生たちをはじめ教職員にとっては大変有難いことであり、建築実学教育の伝統を引き継ぐものとして独自教材開発など具体的に活用を予定しています。
寄贈いただいた図書を有効に活用し、学生たちが多くを学んでくれることを願います。