2月13日(水)~15日(金)の3日間、寝屋川市立中木田中学校の2年生2人を対象に「職場体験」を実施しました。
この「職場体験」は体験活動を通して多くの人と出会い触れ合うことにより、誰とでも協力できる心を育てるとともに、生徒一人ひとりに将来の進路を考えさせることを目的にしています。
今回お二人は3日間、寝屋川キャンパス図書館での業務を体験。教員や学生からの要望に応えて購入した図書を分類ごとに登録する作業をはじめ、システム入力や図書を棚に並べたり、新刊を並べ替えたりといったあらゆる業務を行い、熱心にてきぱきと取り組んでいただきました。
図書館事務室の前野室長は「パソコンを使っての作業は少し不慣れなところもありましたが、図書のバーコードを読み取ることや、来館者への対応などはとてもスムーズに行えていたと思います」と話しました。
最終日の15日には塩田邦成大学事務局長と懇談を行いました。
塩田大学事務局長は図書業務についての質問や感想などを尋ねたあと、「他の職員が働いているところもたくさんご覧になったと思いますが、身近で多くの大人が働くところを見るというのは、普段なかなかできない経験です。これを機に、お二人のご家族も毎日一生懸命に働いているんだなと今一度思ってもらえたら」と述べ、「今回の経験を活かして、これからも勉学に励んでください」とエールを送りました。
お二人は緊張した様子でしたが、塩田大学事務局長の言葉に頷きながら徐々に笑顔を見せ、和やかに歓談しました。
お二人には職場体験を通して、仕事をすることの面白さや大変さを実感するとともに、大学での仕事について理解を深めていただけたことと思います。