3月23 日(土)、東京都足立区で開催された日本機械学会が主催する「第22回ロボットグランプリ」の大道芸ロボット競技・コンピュータ制御部門に、工学部電子機械工学科入部研究室の3年生が出場し、準優勝しました。
「ロボットグランプリ」は、工学技術の面白さを体験できる「知的スポーツ」を広く一般大衆に提供することで「工学技術をスポーツする文化」を創生し、日本が世界に誇る「ものづくり産業」の持続的な発展の基盤を確立すべきとの趣旨で開催されています。
大道芸ロボット競技、ロボットランサー競技、スカベンジャー競技の3種の競技で構成されており、さらに大道芸ロボット競技はコンピュータ制御部門とからくり部門に分かれています。
入部研究室の学生が出場した大道芸ロボット競技・コンピュータ制御部門は、コンピュータ制御によって芸を演じるパーフォーマンスロボットによる競技です。
競技に参加したチーム「3匹の子ぶた製作部」は、リンク機構を応用して操り人形を動かし、人形浄瑠璃のように操り人形の表情が一瞬で早変わりする機構によって、新しい演出で童話「3匹の子ぶた」の人形劇を行いました。
チームは、さまざまな機構によるロボットの演技の独創性、楽しさ、芸術性、技術力などが評価され、準優勝に輝きました。