5月17日(金)、寝屋川キャンパス図書館でビブリオバトルを開催しました。
ビブリオバトルとは、おすすめの本の魅力を制限時間内で紹介し、最も読みたい本を投票で決定するゲーム感覚の「書評合戦」です。発表者(バトラー)は、スライドやレジュメを一切使わず、自分の言葉だけで本の面白さを伝えます。
本学図書館では昨年度から開催しており、今回は今年度1回目となります。
この日は6人の学生がバトラーとなり、3人ずつの2グループ(A・B)に分かれて本を紹介。「これは大学生に’’読んでほしい本’’ではなく、’’読むべき本’’です」「この場面はあまりの凄まじさに声が出ませんでした」など、内容やお気に入りの場面、感想などを観客に語りかけました。
お昼休みの時間ということもあり、観客は20人ほどが集まり、バトラーの熱のこもったプレゼンに耳を傾けていました。
投票の結果、Aグループは「私家版 魚類図譜」を紹介した工学部基礎理工学科4年生の柴田規迪さん、Bグループは「星座の教科書」を紹介した大学院総合情報学研究科修士課程デジタルゲーム学専攻2年生の宮井理人さんが、それぞれ優勝しました。
本学では、今後も定期的にビブリオバトルを開催する予定です。
次回開催情報は、本学図書館Webサイトなどで随時お知らせいたします。
また今年1月より、昨年のビブリオバトルに出場した工学部基礎理工学科3年生の杉中天也さんを含む学生らが、ビブリオバトルサークル「プレノリ(プレゼンのノリで楽しむビブリオ)」を立ち上げました。より本を楽しむことはもちろん、よりプレゼン能力を身に付け、同じような活動に取り組む他大学との人脈を広げることを目的に、「ビブリオについてもっと熱くなろう」をテーマに月1回程度の活動を行っているとのことです。
ビブリオバトルをもっと知りたい、本の魅力を一緒に語りたい学生の皆さん、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。