本学総合情報学部デジタルゲーム学科およびゲーム&メディア学科の学生が、6月1日(土)・2日(日)に京都市勧業会館みやこめっせで開催された日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit」(ビットサミット)に参加しました。
「BitSummit」は「国内のおもしろいインディーゲームを海外に向けて発信していく」という趣旨のもと毎年京都で開催。7回目を迎える今年は「BitSummit 7 Spirits」(ビットサミット セブン スピリッツ)と題して開かれました。本学は2017年度より毎年出展しており、今年で3回目になります。
イベントでは2日間にわたり、国内外のゲーム開発者やクリエイターによる対談、講演などのほか作品展示が行われ、本学からは電ch!の企画で制作した学生と教員による研究作品「esports VR」とデジタルゲーム学科・ゲーム&メディア学科の学生によるオリジナル作品13タイトルを出展しました。
今回の目玉であるesportsとVRをミックスした「esports VR」では、主に作品ファンに向けたコンテンツに寄りがちであるesportsの試合動画において、初心者向け情報をいかに拡張するかという観点に着目。学生が企画・撮影したプロゲーマーの試合を360度VR環境動画で体験できるほか、実況用の各種情報、各選手のボイスチャット内容などを視覚化しVR上で表示しています。
また本編中の試合解説には、学生が制作するVtuber「花野てん」を起用。本学JIAMSのモーションキャプチャースタジオで、指の一本一本までを精緻な動きで収録しています。
ゲームの実況視聴者がまるで試合会場にいるかのような臨場感で観戦を楽しむことができる、今までにない新しい形のesports観戦をVRで体験できるとあって、オリジナル作品もあわせて550人もの皆さまに参加していただくことができました。
このほか、5月11日と12日に開催された学生向けの「BitSummit School Game Jam」で本学学生が参加したチームの作品も展示しました。
「BitSummit School Game Jam」は、本学をはじめ立命館大学や京都造形芸術大学など京都と大阪の大学や専門学校あわせて6校から、ゲーム制作を学ぶ約50人の学生と教員が参加。その中からさまざまな学校が混ざった8チームが、テーマの「混然一体」にならい、それぞれ1作品ずつゲームを制作しました。
当日はこれらのゲームが展示され、来場者の皆さまに試遊していただきました。
2日間とも会場は盛況で、本学ブースにも途切れることなく大勢の方にお越しいただき、学生たちも来場者の皆さまとの触れ合いやインディーゲームに関わる方々のお話を聞き、多くの刺激を受けたようでした。