本学の同窓会組織「友電会」主催の「第42回令和元年度卒研室対抗ソフトボール大会」が9月3日(火)から4日(水)の2日間、寝屋川キャンパスのグラウンドで開催されました。
さわやかな秋空が広がる下で行われた大会には24チーム約300人が参加。開会式では福田武友電会会長が「大学生活で勉学以外に取り組むこのような課外活動は、何十年経っても心に残ります。皆さんもぜひ学生時代の良い思い出作りとして、ケガに気をつけて元気にプレイして下さい」と熱いメッセージを送りました。
昨年から本大会で使用されているベースボールカウンターとスコアボードは、工学部電気電子工学科が友電会の依頼を受けて学生らが実習の一環として製作。本学実験センター及び3D造形先端加工センターの技術指導員の設計・指導を受けながら取り組んだものです。
試合はトーナメント方式で行われ、「出場チームの教員は必ず選手として出場する」のルールに従って、学生と教員の混成チーム同士が対戦。ソフトボールや野球の経験の有無にかかわらず、学生と教員が一体となって白球に情熱をぶつけ、熱戦を繰り広げました。
2日目の決勝戦は医療福祉工学部健康スポーツ科学科の堀井研究室(堀井大輔准教授)チームと情報通信工学部情報工学科の早坂研究室(早坂昇准教授)チームが対戦。2回裏、堀井研が6点を先制、終始試合をリードして優勝を果たしました。早坂研は、メンバーのほとんどが野球経験者という強豪・堀井研を相手に健闘。3点を獲得しましたが、あと一歩及びませんでした。
堀井准教授は「大会前に選手みんなとバッティングセンターで練習をして本番に臨みました。さらにお揃いのユニホームで士気を高め、一致団結。チームワークの勝利だと思います」と勝因を分析。
中学時代から部活で野球を続けてきた堀井研究室の3年生、渡辺和正さんは「大会参加者の中には野球初心者も少なくありませんでしたが、予想以上に上手な選手もいて新鮮でした。経験の有無にかかわらず、同じスポーツをすることで絆が深まることを実感。将来、インストラクターを目指している僕にとって、大変良い経験になりました」と喜びをかみしめていました。
閉会・表彰式では、岡本清孝友電会副会長が「今年の決勝は寝屋川と四條畷、両キャンパスの対戦となり、四條畷が制しました。大変見応えのある試合で、来年は倍の数のチームが参加してくれることに期待しています」と健闘をたたえました。
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次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
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