1月10日(金)、建築学科の学生が本学に隣接する「寝屋川市立中央幼稚園」の園児たちにポプラプロジェクトで制作した椅子を贈呈しました。
ポプラプロジェクトとは、寝屋川キャンパス大規模リニューアルに伴い伐採されたポプラの木を未来に残すプロジェクトです。
プロジェクトの一環として、建築学科のインテリア計画の授業でポプラの木を使って椅子を制作することに。昨年の9月から設計図を作成し、11月より制作を開始しました。学生たちは園児たちに喜んでもらうために汗を流して椅子作りに取り組み、22脚完成しました。
贈呈式当日、園児たちが本学を訪問。建築学科の北澤准教授から、園児たちに新棟リニューアル工事を行っていることや椅子を作った経緯を説明し、園児も興味津々に話を聞いていました。
その後、学生たちから園児に対して、椅子に込められた想いや使い方をプレゼン。園児に興味を持ってもらうために、椅子を実際動かしてみたりクイズを出したりと工夫を凝らしていました。
プレゼン後、園児たちに自由に座るよう促すと大喜びで椅子に座り、人気のある椅子は列ができていました。
今回椅子をつくるにあたって、苦労したことと工夫したことを学生に聞いてみると「角材をいくつも組み合わせて大きな椅子になるよう工夫しました」、「バラバラなものを平らにするためにヤスリをかけるのに苦労しました。ただの椅子ではなく自分で動かして背もたれを組み立てたり、収納できる扉を開けたりと、使いながらワクワクしてもらうためにいろんな工夫を詰め込みました。」など、語ってくれました。
今回、園児たちに選んでもらった椅子13脚はいったん学内に持ち帰り、再度安全性をチェックしたのち後日贈呈することになりました。
贈呈後は園長先生より園児たちが作ったメッセージを手渡され、参加した学生たちも嬉しそうな笑顔をみせていました。
自分で作ったものが人の手に渡って喜んでもらう嬉しさを感じることができた機会となりました。
建築学科では今後もこの取り組みを続けていく予定です。
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