2020.12.24 総合案内

女子バスケットボール部の学生対象に栄養講習会を開催しました

本学の強化指定クラブでもある「女子バスケットボール部」がシーズンオフを迎えるにあたり、アスリートサポートプロジェクトでは来シーズンに向けて栄養面からの身体作りをサポートしようと12月22日(火)、四條畷キャンパスで栄養講習会を開催しました。
 
12月19日に行った硬式野球部の栄養講習会に引き続き、株式会社ニューレックス西部ザバス営業部の松本祥平氏を講師に迎え、1時間にわたって運動選手にとって不可欠な栄養や食事面での工夫、パフォーマンスアップにつながる身体づくりについて講義形式で解説していただきました。
松本氏はまず運動選手の食事の基本について「女子プレーヤーはケガをしやすかったり貧血に陥ることが少なくありません。原因のひとつは栄養不足。皆さんのような年代の女子スポーツ選手の1日のエネルギー消費量は約3,300キロカロリー。一般学生の約1.5倍です。試合で良い結果を出すには運動、栄養、休養が重要。5大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミン)をバランスよく含んだ『栄養フルコース型』(主食・おかず・野菜・果物・乳製品)の食事を心がけましょう。不足しがちなミネラル・ビタミンを簡単に補うには冷蔵庫に牛乳とオレンジジュース、野菜ジュースを常備しておくと安心です」と呼びかけました。
続いて、「バスケ選手に必要な身体とは①長時間走れる②当たり負けしない強さ③ケガをしにくい--の3つです。そのためには筋力強化が必要。筋肉のもととなるたんぱく質を練習後30分以内に摂ることで、スピードやジャンプ力、パワー、スタミナ、ケガ耐性を鍛えることができ、パフォーマンスが向上します。プロテインをうまく活用し、食事も練習の一つ(食トレ)として取り組んでください」とアドバイスしました。
 
受講した部員12人はメモを取りながら真剣に耳を傾け、松本氏に積極的に質問する姿も。主将の高野玲菜さん(健康スポーツ科学科3年)は「貧血気味で朝食を取れない日が多いのですが、改善方法を教えて下さい」と質問。松本氏は「貧血を改善するには鉄分が不可欠。ほうれん草やひじきをメニューに加えたり、鉄分を含むサプリメントもおすすめです。鉄分の吸収を助けるビタミンCやたんぱく質もしっかり摂るのを忘れずに。朝食をしっかり食べると体調が変わってきますので、規則正しい生活をすることが大事です」と回答しました。
同講演会を統括し、同部員たちのトレーニングを指導する人間科学教育研究センターの眞下苑子特任講師は「トレーニングはもちろん大切ですが、それだけでは個人のフィジカル面を含めてチームとして強くはなれません。栄養と休養が大事な要素であることを意識し、2部昇格という目標に向けて今日から実践してほしいです」と話していました。

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