1月14日(木)、オンラインビブリオバトル In The Worldを開催しました。ビブリオバトルとは、おすすめの本の魅力を制限時間内で紹介し、最も読みたい本を投票で決定するゲーム感覚の「書評合戦」です。発表者(バトラー)は、スライドやレジュメを一切使わず、自分の言葉だけで本の面白さを伝えます。
今回は国際交流センターと図書館のコラボ企画ということで、バトラーが全員中国からの留学生。一部日本に入国できていない学生もいるため、日本と世界をつないでのオンラインビブリオバトルとなりました。
7人の学生らは発表のために、事前に準備やリハーサルを行い、各々のおすすめの本を紹介。31人のオーディエンスがオンライン上に集まり、バトラーのプレゼンに聞き入りました。
投票の結果、「二十億光年の孤独」を発表した総合情報学部 ゲーム&メディア学科1年生の王帥さんが優勝しました。
発表を終えてから行われた座談会で、学生らは「このような交流の機会ができてとても嬉しいです。新型コロナウイルス感染拡大のため、人と人との交流が少なくなりましたが、ネットのおかげでみんなに好きな本を紹介することができました」「今回の活動を通して、自分は大阪電気通信大学の学生の一員なのだという実感がわきました」「状況が落ち着いて日本で会える日を楽しみにしています」など感想を述べ、本を通して学生・教職員が交流する良い機会となりました。
本学では、今後も定期的にビブリオバトルを開催する予定です。
●バトラー参加者
王 靖童「沈黙のパレード」
李 翔宇「三体」
王 帥「二十億光年の孤独」
周 烺「朝花夕拾」
戴 羽「三日間の幸福」
郭 湛倫「空想科学読本」
万 鑫雨「中国歴史故事」