2021.01.19 総合案内

大阪電気通信大学DXの推進宣言

 DX(Digital Transformation)とは、2004年にウメオ大学(スウェーデン)のエリック・ストルターマンが提唱した概念です(注)。大阪電気通信大学では、その翌年の2005年からe-Learningの活用に取り組み、2006年には、ハイエンド3次元CADシステム『CATIA(キャティア)』を導入し、2013年には、モノづくりのDX化として3Dプリンター等を整備した「3D造形先端加工センター」を設立してモノづくりのDX化を推進してきました。
 また、建築業界のDX化に対応する人材を養成すべく、2018年には工学部に建築学科を設置し、いち早くBIM(Building Information Modeling)を扱える人材の教育を開始しました。
 これに加えて、2001年には、関西最大級のモーションキャプチャスタジオを開設し、映像関連のDX化を推進するなど、専門教育におけるDXの導入について全学で取り組んできました。さらに、2008年には学内会議の資料の電子化を開始し、ペーパーレス化に向けた取り組みを開始するなど、学内情報のセキュリティの強化と業務の効率化を進めるなど、大学全体でDXを推進してきました。
 
 上記の取り組みの結果、2020年度は、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、これまで培ってきたe-Learning活用の知見を活かし、学内書類のペーパーレス化をさらに推進したことでコロナ禍でも学生への教育を止めることなく、教育を実施することができました。
 
 また、2020年度から小学校で開始されたプログラミング教育について、寝屋川市、四條畷市、守口市、大阪市、茨城県の各教育員会と連携協定を締結し、初等中等教育のDX化の推進に協力してきました。
 
 なお、これらの本学の取り組みが評価され、株式会社日経BPコンサルティングによる大学ブランド・イメージ調査「キャンパスのデジタル化が進んでいる」の項目において、近畿圏において2020-2021において第1位(教職員編)、第2位(有識者編/学生の父母編)を獲得しています。
 
 今後の施策としては、2021年度より、新入生にはパソコンの必携化を義務付け、学生の主体的な学びを推進するとともに、2023年度中には、教職員・学生の学内手続きの完全オンライン化を目指していきます。
 
 本学は、学生の教育研究について、今後も時代の進化に合わせた形で教育研究のDX化を推進していきます。
 
学長 大石 利光
 
(注)総務省 平成30年版 総務省情報通信白書

 

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