2021.07.05 総合案内

南角研究室が「ET&IoT West2021」に出展しました

DXの社会実装を加速するエッジテクノロジー総合展「ET&IoT West2021」(主催:一般社団法人組込みシステム技術協会)が7月1日(木)・2日(金)の2日間、グランフロント大阪で開催され、総合情報学部情報学科の南角研究室(南角茂樹教授)が出展しました。

ニューノーマル時代を迎えて組込み技術の将来性がますます注目される中、同研究室は最先端の組込み技術に関する研究を発信。2014年から出展し、7回目の今年は「SMPにおけるパーミッションベースマルチロック方式の提案と評価」「密結合マルチコアプロセッサタイマーデバイスのオーバーフロー対策の提案」の2研究を発表。南角教授と3年生、大学院生の計25人が展示ブースを訪れた企業の研究者や開発担当者の皆様から寄せられた質問に丁寧に答え、意見交換を行いました。

ブースを訪れた三菱電機マイコン機器ソフトウエア株式会社のエンジニアは「学部の学生さんはとてもわかりやすく丁寧な説明をして下さいました。研究テーマの背景などより専門的な領域に関しては大学院生がサポートされ、学生同士うまく連携していることに感心しました。弊社では大阪電通大のOBが数多く働いています。皆さんとても勤勉で優秀ですので、今学業に専念している学生さんたちにも期待しています」と語っておられました。

説明に対応した3年生の若林波琉さんは「研究に関わった一員として、学外の方に正確に説明するためには自分自身が良く理解しておくことが必要です。専門用語もしっかり覚えて準備したつもりですが、社会人の方に説明するのは初めての経験で緊張しました。インプットするだけでなくアウトプットすることで自分の理解度もより深まることを実感しました」と神妙な表情で話していました。

南角教授は「私たちの研究ブースを訪問して下さった組込み系企業の経営者の方は『展示場の中で最も専門性が高く、最新の研究に取り組まれていますね』と高く評価いただきました。3年生は自身の卒業研究と並行しての取り組みでしたので大変な苦労だったと思います。しかし、学内研究にとどまらず、企業や産業界から自分たちの研究がどのように評価されているかという立ち位置を知ることは大変貴重な機会であることは間違いないと思います。大学院に進学する学生も企業に就職する学生も今回の経験を糧に頑張ってほしいです」とエールを送っていました。

 

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