7月15日(木)、国際交流センター主催の北京科技大学とのオンライン交流会を実施しました。
新型コロナウイルスの世界的な蔓延のため、海外へ渡航しての留学・研修は実施困難な状況が続いています。そのような状況下での試みとして、Zoomを使用してのオンライン交流会を開催し、日本語を学ぶ中国の学生と本学の学生が、両国の伝統文化やエンターテインメントについて相互にミニプレゼンを行いました。
今回、北京科技大学からは10名、本学からは8名の合計18名の学生が参加し、最初に全員が集合して自己紹介をしたのち、テーマごとの小グループにわかれて60分を使って発表し、テーマについて様々な意見を出し合いました。
北京科技大学の参加者からは、
「大阪電気通信大学の皆さんが優しくて、とても話しやすい交流会でした。同じ趣味を持つ者同士で話し合えたことは貴重な経験になった」「同世代の日本人と話す機会が欲しかった。ゲームやアニメ、映画や音楽について、お互いの国の特徴や志向を知ることが出来た」「次回は、オンラインでお互いの大学キャンパス紹介をしてみたい」
本学の学生からは、
「次回の交流会では、お勧めのスナック菓子を持ち寄り、スナック自慢をしながら食べて話す、国際スナック座談会をしてみたい」「互いの伝統文化に興味を持つことが出来たと同時に、自分たちは国が違っても同じような感覚を持っていてそれほど違いがないことにも気が付いた」「中国の多民族の話から、多様性について考えるいい機会となった。多様性への理解はもとより、自分たちは地球上に住む仲間であるという認識が必要なんだと強く思った」
など、多くの学びを得て、後期開催の第2回交流会に向けて構想を膨らませていました。
今回発表したテーマは、それぞれ以下のとおりです。
【北京科技大学】
日本アニメ、ゲームにおける都市伝説
中国のアニメ—『紅き大魚の伝説』と『羅小黒戦記』を例として
中国アニメ映画作品の特徴(2015-2019)
中医薬―漢方薬の起源
中国少数民族の代表的な住宅について
中国の食文化
中国の七夕
中国の伝統服
中日の四季に関する伝統行事
中国民間祭祀の神霊―竈神(かまどの神)
【大阪電気通信大学】
中国シンセンの電気街と日本の電気街
メディアについて
日本の夏
ハンコ文化・お辞儀の文化
日本の擬人化ゲームについて
日本の高層ビルについて
映画・アニメの吹き替え・声優について
本学では、ニューノーマルの時代に合わせて、日本にいながら参加可能なオンラインでの研修や国際交流に取り組んでいます。
詳しくは下記をご覧ください。