8月2日(月)と8月23日(月)に、埼玉県の高等学校の教員100名を対象とした研修で、ICT社会教育センター長代理の兼宗進教授(電子機械工学科)が「情報Iオンライン研修」の研修を行いました。
研修前半では、兼宗教授が小学校からどのようにデータ活用が取り入れられていき、来年4月からの新教育課程で、高等学校の数学I,Bと情報I,IIではどのような統計的な内容とデータサイエンスの内容が授業で扱われるかといった講義を行いました。
研修後半の実習形式では、兼宗教授が大阪電気通信大学高等学校の岸本有生教諭と共同で開発したオンライン学習環境『Connect DB』を使用してデータ活用の実習を行い、その中で埼玉県内の自治体が公開している「文化財一覧」のオープンデータを地図にプロットしたり、スマートフォンの振動データをリアルタイムで計測して時系列データをグラフで可視化する実習を行いました。
最後のまとめでは、2024年度に実施される大学入学共通テストでのサンプル問題を解説し、情報科学の基礎や情報デザイン、プログラミングを利用した問題解決、散布図行列などを利用したデータサイエンスの重要性について説明しました。
(本学のこの取組みは、SDGs「4」に該当します)