12月20日(月)、「地域プロジェクト活動1・2」の授業で、活動報告会を行いました。
この授業では、川口雅之教授と伊藤義道准教授、斉藤幸一特任講師が担当する「ビジネスプラン提案プロジェクト」と、中田亮生教授と斉藤特任講師が担当する「カフェラボプロジェクト」という2種類のプロジェクトに学科横断で取り組んでおり、それぞれの通年の活動成果を発表しました。
はじめに「ビジネスプラン提案プロジェクト」に参加した3チームの発表が行われました。
「ビジネスプラン提案プロジェクト」は、地域・社会の発展につながるビジネスプランを提案するプロジェクトで、学内で教員の指導のもとにアイデアを出し合い、近隣地域の自治体や企業のビジネスプランコンテストなどに挑戦します。
今回学生たちは、「マイナビ課題解決プロジェクト」「テクノ愛学生アイデアコンテスト」「寝屋川キャンパス広場コンペティション」の3つのコンテストにチャレンジしました。
各チームは、特に思い入れのある企画やアイデアをそれぞれ発表。「テクノ愛学生アイデアコンテスト」で飲酒運転防止のアイデアを提案したチームは、案を企画としてまとめることの難しさを感じたが、グループワークを通して伝達力や傾聴力が身についたと、1年を振り返りました。また、「寝屋川キャンパス広場コンペティション」のアイデアを発表した2チームは、それぞれの観点から「出会い・つながり・学び・発信する 開かれたキャンパス」「すべての学生・教職員が一つになれる、すべてがオープンでコミュニケーション豊かな実学の場」というリニューアル工事全体のテーマを熟考し、個性的なアイデアを発表しました。
続いて「カフェラボプロジェクト」に参加した3チームの発表が行われました。
「カフェラボプロジェクト」は『古いものを愛でる、大切にする』をコンセプトに、使われていない大学内の古い空き教室や備品をリメイクしリノベーション活動などを行ってきました。
今回はその経験を活かし、本学O号館(厚生棟2)のクラブボックス2部屋の改装を実施しました。各チーム、それぞれメインで担当した部分について、写真を交えながら作業の説明や工夫、こだわったポイント、学年学科を越えて協力し合い活動したことで得られたさまざまな学びや今後の展望などを紹介しました。
最後に、川口教授より講評があり、「ビジネスプラン提案プロジェクトでは、回を重ねるごとに皆さんの成長を感じました。まだ何もないところからアイデアを生み、提案する経験を今後に活かしてほしいです。また、カフェラボプロジェクトでは、グループで作り上げる達成感やコミュニケーションを取りながらの作業など、素晴らしい経験ができたと思います」と、各チームの取り組みを称えました。
今回の活動報告会を通して、各チームのプロジェクトについて知り、知見を広げると共に、自らの活動を一つの成果として自身の体験に落とし込むことができました。