3月4日(金)、「学長表彰」の表彰式が寝屋川キャンパスで執り行われました。
今回表彰された大学院 医療福祉工学研究科 医療福祉工学専攻 修士課程2年生の水口龍太さんは、学部4年生からネックバンドデバイスによる血圧のワイヤレスモニタリングに関する研究に取り組み、従来のカフ方式(安静状態1分程度の計測)に比べて、日常生活動作時10秒間隔でワイヤレス計測できる連続的血圧計測システムを構築し、長時間計測にも成功。
それらの成果を基に、3つの学会で受賞するなど、限られた年数の中で稀有な業績を挙げました。
▼受賞
令和2年電気関係学会関西連合大会奨励賞
第38回センシングフォーラム研究奨励賞
2021年度ライフサポート学会奨励賞
大石利光理事長・学長より表彰状が手渡され、副賞には本学 3D造形先端加工センターで製作された「名前入りオリジナルピンバッチ」が贈られました。
表彰後は、新川拓也副学長と水口さんの指導教員である松村雅史教授を交えて意見交換が行われました。
大阪電気通信大学高等学校 工学科 医療電子コースの出身で、学部卒業時に臨床工学技士の国家資格を取得。今後は民間企業で研究開発に携わる水口さんに対して、大石理事長・学長は研究開発において大切な心構えをアドバイスし、「本学園の高等学校から大学、大学院までの9年間学んだことをアウトプットして、今後も活躍してください」と激励しました。