2022.03.08 総合案内

ゲーム&メディア学科教員による高大連携授業を開催しました

大阪電気通信大学高等学校で3月3日(木)、4日(金)の2日間、普通科メディア情報コース2年生を対象とした高大連携授業を開催しました。
同コースでは、本学(主にゲーム&メディア学科)への進学を目指して画像処理やCG、sound、Webなどのメディアに関する基礎知識・技能を学習しています。
 
今年度最後の高大連携授業となった今回は本学総合情報学部長の渡部隆志・ゲーム&メディア学科教授が講師となり、普通科情報教室で「グラフィックデザイン Illustrator」に関する授業を実施。
画像処理のソフトウェア「Adobe Illustrator」を使用して色彩構成について学び、グラフィックデザインの基本を体験しました。
 
渡部教授は「色彩構成とは画面構成に形態と色彩を用いてひとつの画面を仕上げること。グラフィックデザインにおいて重要なのはアイデアやイメージをわかりやすく伝えることです」と説明。幾何学的抽象性を追求した美術作品を製作する作家、ヴィクトル・ヴァザルリ氏の作品を例示したうえで、「前回の授業で使用したPhotoshopと今回のIllustratorは、写真や画像をデザイン・処理する際に不可欠なツール。それぞれの特長をよく理解し、チャレンジ精神をもって実践に取り組んでください」と呼びかけました。
 
生徒たちは様々な色の組み合わせを決めながら色彩構成に挑戦。本学総合情報学研究科総合情報学専攻デジタルゲーム学コースの大学院生が一人ひとりのデスクを見て回り、アドバイスやサポートを行いました。
 
受講した生徒は「全9回の連携授業はどれもとても新鮮で面白く、ぼく自身は個人的にサウンドの授業が楽しかったです。大学の進路はまだ定まっていませんが、授業で学んだことは将来、きっと役に立つと思います」と高大連携授業の感想を話していました。
 
渡部教授は「高校の2年間と大学の4年間、計6年間の学びを通してクリエイティブな人材を育成することが理想です。通常は大学1年生で取り組む作業ですが、早いうちから触れておくことで心に余裕を持って大学の授業に臨めます。さらに、クラスの中でリーダーシップを発揮してくれるといいですね」と期待を寄せていました。

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