6月8日(水)、大阪電気通信大学高等学校(大阪府守口市)で3年生を対象とした高大連携授業を開催しました。
一昨年、普通科にメディア情報コースが設置された同校では現在、2年生と3年生が本学(主にゲーム&メディア学科)への進学を目指して画像処理やCG、サウンド、映像などのメディアに関する基礎知識・技能を学習しています。
昨年度はゲーム&メディア学科の教員が講師となり対面授業を実施。今年度は総合的な探求の時間「情報活用研究」として、オンデマンド(録画配信)で連携授業を行っています。
この日は「GDevelopによるゲーム制作」の第4回目で、テーマは「ブロック崩しの制作」。植野雅之准教授が作成したテキスト・授業動画に沿って高等学校教員の指導のもと、生徒たちは制作に取り組みました。
生徒たちはそれぞれのiPad上で解説動画を確認しながらパソコンでゲーム制作に挑戦。時折、クラスメートと教え合いながら作業を進め、教室は和気あいあいとした雰囲気に包まれていました。
受講した生徒は「仲間同士で教え合ってゲームを作ることができて楽しいです。GDevelopを扱うのは初めてで、ゲーム制作は簡単ではありませんが、みんなで一緒に考えて完成に向けて進んでいくところにやりがいを感じます」と目を輝かせていました。
別の生徒は「昨年度の授業スタイルと違ってオンデマンドということで最初は戸惑いましたが、慣れてくると自分のペースで進むことができるので、今ではとてもやりやすいです。これまでの3回の授業で蓄積したゲーム制作のスキルを今回の授業で発揮できて手ごたえを感じています」と着実に実力を身につけているようです。