7月18日(月)、寝屋川キャンパスの構造実験棟 木工室で、シャドウボックスを制作する木工ワークショップを開催しました。
このワークショップは、学生の皆さんに木工室をより活用していただくことを目的に行われ、木工室スタッフが丁寧に機器の扱い方やデザインを再現するためのアドバイスを行います。
シャドウボックスは17世紀のヨーロッパで流行したデコパージュの技法の1つで、その後アメリカに伝わり、立体的に発展して出来たハンドクラフトです。
デコパージュとはフランス語で、切り抜く、切り裂くなどの意味があり、紙に描かれた模様や絵の切り抜きを貼って物の表面を飾り、コーティング剤を塗り重ねていく工芸です。
今回は紙ではなく合板を4枚切り抜き、それを重ねて作りました。後ろから光を当てることにより、切り抜いた合板のシルエットが幻想的な雰囲気を醸し出します。
学生は作りたいデザインを持参し、どのように切り抜けば理想的な光の当たり方や抜け方になるのか、木工室スタッフに相談しながら製作しました。
木工室では定期的にワークショップを開催していますので、学生の皆さんはぜひ参加してみてください。