2022.08.24 イベント

四條畷市との官学連携講座でゲーム&メディア学科の木子香准教授が漢詩の講義を行いました

8月18日(木)、四條畷市と本学が連携する官学連携講座「中国語で読む漢詩講座」(全3回)が同市立公民館で行われ、ゲーム&メディア学科の木子香准教授が講師として登壇しました。全日程を通じて「楊貴妃の物語―詩から見る君主の愛―」をテーマに、白居易の『長恨歌』を読みます。
初回となる今回は「三千寵愛在一身」と題し、楊貴妃の美貌や玄宗皇帝の寵愛が描写された第1句から第42句までを分析・鑑賞しました。
 
講義の初めに木子准教授は、詩の制作背景を解説。続いて楊貴妃の生い立ちや皇妃となった経緯などについて取り上げ、当時の皇帝の権力の強さについても説明しました。
その後、『長恨歌』を中国語で音読しつつストーリーや情景を分析。今回のテーマである「三千寵愛在一身=三千人の宮女に均等に向けられるべき皇帝の寵愛を一身に受けていた」楊貴妃の死の場面と、絶大な権力をもってしても楊貴妃を救えなかった皇帝の嘆きの場面までを読み、その描写の妙について解説しました。
受講者たちは声調言語である中国語特有の発音のリズムを楽しみながら、熱心にノートをとり、詩を鑑賞しました。
 
参加者の一人は、「これまでも何度か木子先生の漢詩講座を受講させていただいたので、友人を誘って今回も参加した。先生の講義はとても分かりやすいので、今後も楽しみ」と話してくれました。
 
次回の講座は9月1日(木)と同15日(木)。それぞれ「君主の愛」「比翼連理の悲恋」をテーマに、同じく『長恨歌』の続きを鑑賞する予定です。

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