8月8日(月)、本学の学術交流協定校である韓国湖西大学校との第3回オンライン交流会を実施しました。
この交流会は、2020年の新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延により両国の行き来が困難となってしまった状況下で、Google Meetを使用して行われた国際交流センター主催の試みです。2021年に2回実施され、どちらも大盛況を博しました。
今年度に入り渡航制限は緩和されてきたものの、オンラインの利点を生かした交流は今後も続けたほうが良いと考え、今回はこれまでの文化紹介中心の活動ではなく「協働」に着目した交流が行われました。
第3回として開催された今回は、日本・韓国の学生に加え、マレーシア・中国・インドネシア各国から本学に留学中の留学生を含めた計16人の学生が参加。
前半は「日本・韓国それぞれのおすすめスナック」「お互いの国のCMの違い」「流行語大賞」をテーマに学生が主体となり会を進行しました。後半は3グループに分かれ、「写真」「手書き」「イラストスタンプ」を使う3種の漫画制作ツールを使用して、「夏」「思い出」をテーマにした4コマ漫画をオンライン上で制作しました。
学生たちは日本語で話し合いつつ、韓国語の発音を紹介したり、お互いの国の夏あるあるを教え合ったりと、積極的に交流を楽しんでいました。
交流会後、学生からは「うまく話せるか緊張していたけど、思っていた以上に楽しかった」「グループ作業でみんなが支えてくれて嬉しかった」「今はオンラインでしか話せないけど、いつか対面で会ってみたい」「これまでのプレゼン型と違い、一つの作品を作るという目的のもとにお互いにアイデアを出し合い、コメントしながら4コマ漫画を完成させられたことに達成感を得られた」と、今後のさらなる交流が期待される感想が多く聞かれました。
本学では、ニューノーマルの時代に合わせて、日本にいながら参加可能なオンラインでの研修や国際交流に取り組んでいます。