8月26日、29日の2日間、建築関連の行政手続きに関するBIM操作講習会(主催:日本建築行政会議、共催:大阪電気通信大学)を開催しました。
この講習会には、日本の建築行政を担当する近畿圏の自治体及び確認審査機関の担当者が約50名参加しました。
講習会では、工学部建築学科の飯島教授がBIM(Building Information Modeling)の基本概念とBIMの操作方法の説明を担当し、飯島研究室の学生6名がティーチングアシスタントとして参加しました。講習会の内容は、今後の建築確認におけるデジタル化に向けた電子申請とBIM活用の現状、仕組みの操作体験です。BIMの導入により、建築業界全体のDX化・効率化が期待されています。
本学は、文部科学省が実施する令和3年度「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に選定を受け、建築の各工程(計画、設計、施工、保守)においてBIMを活用したシミュレーションを行うことができる高度な専門人材の育成を産業界と連携して推進しています。ティーチングアシスタントして参加した学生は、今まで学んできたBIMが社会でどう活用されているかを肌で感じることができ、貴重な学びの場となりました。
今後も建築業界のデジタル化に向けて、本学は建築系のDX教育を推進していきます。