8月30日(火)、大阪電気通信大学高等学校の普通科と工学科の2年生を対象に、高大連携の一環として寝屋川・四條畷両キャンパスで体験授業と研究室見学を実施しました。
体験授業と研究室見学は午前・午後の2部制に分け、上限人数を設定して開催しました。
建築学科の体験授業では、建築分野で注目されているBIM(Building Information Modeling)や建築環境シミュレーションの体験授業を実施。添田晴生准教授や学生TA(Teaching Assistant)の指導のもと、図面を3D上で見たり、日当たりや風通しをシミュレーションして快適性を検証したりと、専門的なツールに興味津々の様子で授業を受けていました。また、授業の後半には各々のスマートフォンをVRゴーグルに装着し、建物をVR上で見る体験もしました。
授業を受けた高校生からは、「紙の図面では見づらいところが3Dだと見やすかった」「VRゴーグルは臨場感があって面白かった」との声がありました。
電気電子工学科では、ライントレースカーの製作を体験。センサーによって色を見分け、描いたラインに沿って走るライントレースカーの原理について伊藤義道准教授から説明を受けた後、半田ごてを使用してライントレースカーを作っていきます。高校生たちはそれぞれ同学科教員からアドバイスを受けながら作業を進め、完成したライントレースカーを楽しそうに走らせていました。
他の学科も、テーマに沿って教員と学生TAのサポートを受けながら、体験授業を楽しまれていました。学生TAへの質問時間を設けている学科もあり、高校生は学部での学びや大学生活について積極的に質問をしていました。
体験授業の後は各学科の研究室見学を行いました。
本学の学びを実際に体験し、研究室やキャンパスの雰囲気を肌で感じていただくことで、より本学への関心を深めていただくことができました。