11月5日(土)、大阪電気通信大学高等学校の普通科メディア情報コース2年生を対象とした高大連携授業を実施しました。
同コースでは、本学(主にゲーム&メディア学科)への進学も視野に画像処理やCG、サウンド、Webなどのメディアに関する基礎知識・技能を学習しています。
この日はゲーム&メディア学科 由良泰人教授が講師となり、情報処理教室で動画編集の授業を行いました。
由良教授の授業は今回で2回目。前週の授業では生徒たちが校内でグループに分かれ、それぞれ動画を撮影しました。今回はその動画素材をもとに、動画編集ソフト「iMovie」を使って3分以内の映像作品を制作しました。
まずは由良教授が前後の映像の違いで与える印象の違いや、音が映像に与える印象などを解説。さらに文字入れや具体的な編集技法などを説明し、各自作業に移りました。
生徒たちが作業に取り組んでいる間、由良教授や同学科の学生TA(Teaching Assistant)がアドバイスやサポートを行いました。
作品が完成した後は、各グループ内で相互評価をして代表作品を決定。最後にグループ内で選ばれた代表作品を上映し、クラス全員で視聴しながら意見交換をしました。
授業後の生徒アンケートによると、「いつも見ている光景でも音楽をつけたりする事で全然違った雰囲気になる」、「デザインや音楽などの編集を通して、見る人が分かりやすい映像を目指すことが重要だと思った」等の感想が上がりました。また、「アイデアを一つに絞らず、たくさん出してその中から決めることを今後も応用できそうだと感じた」「文化祭などの紹介で動画編集を上手く使えたら面白くなりそう」といった、今回の授業で学んだことを応用しようとする意欲的な意見も見られました。