11月12日(土)、帝塚山大学から山口県山口市立柚野木小学校の児童へ贈呈された「令和の獅子頭」の作成に本学が技術協力しました。
「令和の獅子頭」の下地は、帝塚山大学附属博物館所蔵の獅子頭(1810年製作)を本学の3D造形先端加工センターで高精度の3Dスキャナを用いて測定し、その3Dデータを株式会社木村鋳造所の発泡スチロール加工用ロボットで切削加工したものです。本学は、帝塚山大学の学生への3Dスキャナの測定及びデータの編集方法の指導、株式会社木村鋳造所との間で技術面での調整を行いました。
「令和の獅子頭」は、2022年6月7日から8月7日まで山口市歴史民俗資料館で「獅子頭-つながる人と郷土-」展での展示をはじめ、11月20日の徳地ホールで開催された徳地文化祭で柚野木小学校の児童による獅子舞で披露されるなど、徳地地域の獅子舞伝統文化の継承に役立っているようです。