2022.12.14 プレスリリース

本学学生が「Belgium×Japanゲームジャム2022」に参加しました

大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市・四條畷市/学長:塩田邦成)の学生13人が、ベルギーと日本の学生の国際交流を目的としたゲーム制作イベントである「Belgium×Japanゲームジャム2022」に参加しました。本イベントは、2022年12月5日から9日までのアストリッド・ベルギー王国王女殿下が率いるベルギー経済ミッション(経済視察団・訪問団)の来日にあわせて開催され、12月9日には京都国際マンガミュージアムで展示試遊会・発表授与式も実施され、王女殿下にもご参加を賜りました。
 
【本件のポイント】
・ベルギー経済ミッションの来日にあわせて、環境問題をテーマとしたゲームジャムを開催
・京都国際マンガミュージアムで行われた発表授与式にはアストリッド・ベルギー王国王女殿下がご参加
・本学学生13人が参加し、本学学生が参加する2チームが賞を受賞
 
【本件の概要】
「Belgium×Japanゲームジャム2022」では、ベルギーと日本の学生が混在する形でチームが編成され、両国あわせて約200人の学生が参加。本学からは13人の学生がゲーム制作に参加しました。環境問題を筆頭に、エネルギー問題、移民問題、そして戦争と、現代社会がかかえる様々な課題を背景に「バランス」というテーマ設定のもとゲーム制作を行いました。また「ノンバーバル(言語の壁を越える)ゲームを作ろう」「日本とベルギーの文化を盛り込んだゲームを作ろう」などのサブテーマも設けられ、学生らは国境を越えて協力し合い制作に取り組みました。
各チームはオンライン上のDiscordサーバーを使用しながら共同作業を行い、運営員として両国のゲーム系教育機関の教員がサポート。本学からは総合情報学部ゲーム&メディア学科のナガタタケシ准教授とデジタルゲーム学科の森善龍特任准教授がサポートのため参加しました。
 
12月9日に京都国際マンガミュージアムで行われた展示試遊会・発表授与式にはアストリッド・ベルギー王国王女殿下をはじめ、ベルギーデジタル化担当長官のマチュー・ミッシェル氏、門川大作・京都市長が参加されました。
全20チーム中19チームがゲームを完成させ、デジタルゲーム学科2年の内野航希さんが所属するチーム8の「Ecooks」がグランプリ&プリンセスミッション賞、デジタルゲーム学科2年の藤田陸さんが所属するチーム5の「RE:Cycle」がゲームビジュアル賞をそれぞれ受賞しました。
 
【担当教員のコメント】
デジタルゲーム学科 特任准教授 森善龍
時差と言語、文化などの大きな隔たりがある中で、両国の学生たちが「ゲーム」という共通言語を使い様々な社会問題に対して取り組んだ、意義深く意欲的なイベントとなった。今回コラボレーションを行ったベルギーのワロン地域はフランス語が共通語であるため、互いの学生は英語を軸にし、翻訳ツールなどを使いながらコミュニケーションを行った。認識のずれなどで、どのチームも苦労する場面はあったが最終的に殆どのチームがプレイアブルなゲームを展示できた点は非常に感慨深い。最近ではゲーム自体の知名度が上がり映画やドラマなどエンターテインメントの題材としても扱われる事も多くなった一方で、そのインタラクティブな側面から、今回のように環境や食料など社会問題をテーマとして扱ったシリアスゲームと呼ばれるアプローチ媒体の一種としても取り扱われる事も増えてきた。ゲームの種類によっては、狭いコミュニティのみで楽しむ場合も当然あるが、今回のイベントを機に、より広い視野でのゲームの可能性を学生たちには感じて貰いたい。
 
【開催概要】
イベント正式名称:Belgium×Japanゲームジャム2022
主催:ベルギー王国フランス語共同体政府国際交流振興庁 (WBI)
共催:ビットサミット実行委員会 、ワロン地域ゲーム協会(WALGA)、リエージュ大学ゲームラボ(Liège Game Lab)、ベルギー王国ワロン地域政府貿易・外国投資振興庁 (AWEX)、BitSummit運営委員会

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