2022.12.26 総合案内

「地域プロジェクト活動1・2」の活動報告会を行いました

12月19日(月)、「地域プロジェクト活動1・2」の授業で、活動報告会を行いました。
この授業では、伊藤義道准教授、斉藤幸一特任講師が担当する「ビジネスプラン提案プロジェクト」、川口雅之教授が担当する「電池プロジェクト」、齊藤安貴子教授がサポートする「ミツバチプロジェクト」、中田亮生教授と斉藤特任講師が担当する「カフェラボプロジェクト」という4種類のプロジェクトに学科横断で取り組んでおり、それぞれ通年の活動成果を発表しました。
 
はじめに「ビジネスプラン提案プロジェクト」に参加したチームの発表が行われました。
「ビジネスプラン提案プロジェクト」は、地域・社会の発展につながるビジネスプランを提案するプロジェクトで、学内で教員の指導のもとにアイデアを出し合い、近隣地域の自治体や企業のビジネスプランコンテストなどに挑戦します。
今回学生たちは、マイナビ課題解決プロジェクトの「ニトリのリソースを最大限活用し世の中に貢献するための新規事業を立案」、「NHKのリソースを自由に使えるとして、25歳以下の若い世代に公共メディアとしてのNHKの価値をどうやって届けるか」といった課題にチャレンジし、個性的なアイデアを発表しました。なお、NHKの価値創出について、課題解決案を提示した「コッシー見てた世代」チームがマイナビ課題解決プロジェクトで見事佳作を受賞するに至りました!
 
続く「電池プロジェクト」では植物電池についての発表がありました。植物に電極をつけると微量ながら電圧が測定されます。「電池プロジェクト」では、そのような現象を活用した植物での電池づくりを目指して、先行研究および植物の調査を行ってきました。今回の発表では、数多くの植物に対して、根、茎、葉などの部位を変えて、電圧を測定し、その結果を一覧にまとめて報告しました。
 
次に「ミツバチプロジェクト」では兵庫県佐用町との地域連携プロジェクトとして、より簡単に養蜂ができる二ホンミツバチの巣箱の提供を目指した取り組みについての発表がありました。岐阜のミツバチ博物館(ミツバチの家)の見学や、巣箱の構造の検討、センサーの開発について報告しました。来年2月あたりには、実際に巣箱を設置し、様子を見る予定です。
 
最後に「カフェラボプロジェクト」の発表が行われました。
「カフェラボプロジェクト」は『古いものを愛でる、大切にする』をコンセプトに、使われていない大学内の古い空き教室や備品をリメイクし、リノベーション活動などを行ってきました。今回はこれまでの経験を活かして学外へ飛び出し、寝屋川市野外活動センターと協働。より施設を魅力的に改善し、利用者を増やすための検討を行いました。内容としては、実際の利用者にアンケートを取り、改善点を可視化。ロッジの装飾と野鳥学習支援システムの提案を行うなど若年層にも来場いただけるよう、学生ならではの目線とセンスで活動に取り組みました。
 
また、別のグループは本学寝屋川キャンパスO号館(厚生棟2)のクラブボックスを京都町家風に改装。各チーム、それぞれメインで担当した部分について、写真を交えながら作業の説明や工夫、こだわったポイント、学年学科を越えて協力し合い活動したことで得られたさまざまな学びや今後の展望などを紹介しました。
 
最後に、川口教授より講評があり、「アクティブラーニングで能動的に活動を行い、かつ今ある課題に対して解決法を提案実行することの楽しさと難しさを体感したのではないか。これは社会へ出てからも一生使う考え方と行動指針であり、素晴らしい経験ができたと思います」と各チームの取り組みを称えました。
 
今回の活動を通して各チーム、学科の異なる学生とも協働し、目標に向けてプロジェクトを完遂したことでさまざまな知見や想いを得たことと思います。
 
本学では引き続き、学生の人間力と技術力を底上げする取り組みを実施します。

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