本学発ベンチャー企業「合同会社 S-coRT技研(エスコート技研)」の称号記(第4号)の授与式が、12月22日(木)学長室で執り行われました。
塩田 邦成学長から称号記を授与された鄭 聖熹代表社員(工学部電子機械工学科 教授)は、2017年から取り組んできた回復期リハビリテーションにおける運動効果向上を目的としたロボティック歩行器の開発や、2018年から続いている電車線支持物塗装装置の開発などを軸に、インフラ点検や保守、介護福祉関連機器、教育・研究用機材を主とするRT , ICT ,DXシステムの受託開発、保守、技術コンサルティングを主力事業に発展させていきたい、と意欲的な様子でした。また これまでの研究を軸にした、高校物理学習を支援するRT教材や学部のメカトロニクス演習用のロボット教材の開発は、高大連携教育などより身近な地域との交流や貢献が期待できます。
「合同会社 S-coRT技研(エスコート技研)」では、本学教員の上善恒雄(総合情報学部デジタルゲーム学科 教授)、小川勝史(工学部電子機械工学科 講師)および、本学研究員の青山宏樹氏の計4名が執行社員として参画しています。
塩田学長は、設立のお祝いとともに「ぜひ世の中の役に立つ技術商品を開発してほしい」と激励の言葉を送りました。