12月17日(土)、LODチャレンジJapan実行委員会が主催する「LOD チャレンジ2022」で、本学の情報工学科4年生の瀬野匡史さんが、51作品の応募の中からデータ活用部門で優秀賞を受賞しました。当日はLODチャレンジ2022受賞シンポジウムが開催され、受賞作品の表彰を行うとともに、受賞者による作品紹介や技術解説が行われました。
Linked Open Data チャレンジ Japan(LODチャレンジ)は、LOD(Linked Open Data)の技術普及の促進を目指したオープンデータのコンテストとして、2011年に初めて開催されました。
LODは、誰もが自由に利用できるオープンデータ(Open Data)を、Webの技術を利用してつながったデータ(Linked Data)として公開することで、新たな価値を作り出すためのオープンデータ公開のベストプラクティスに位置づけられています。
今回の受賞作品は「Wikidataによる文章アノテーションシステム」で、入力したテキスト中の固有表現とWikidataの項目を自動的にリンクし、詳細情報を提示するアプリケーションです。 処理対象とする品詞の選択機能に加えて、Wikidataのカテゴリ情報に基づく色付けによってテキストの傾向を一目で把握できるなど、実用的な工夫が凝らされている点が高く評価されました。
受賞した瀬野さんは「今回の作品は、4カ月ほど時間を費やしましたが、卒業研究の為に研究していたものを発表したので一石二鳥でした。社会人、エンジニアの方も参加する大会ですが、学会ほどかたくはないのであまり緊張しませんでした。作品が評価していただけて嬉しいです」と笑顔を見せました。
今回のシンポジウムにはオンラインでの参加でしたが、企業活動や研究、シビックテック活動や個人での活動等において、データを活用した様々な取り組みを進められてきた皆さんと交流を深めることができました。
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