2月7日(火)、寝屋川キャンパス図書館で「学生VS教員!仁義なき戦い 師弟ビブリオバトル」を開催しました。
ビブリオバトルとは、おすすめの本の魅力を制限時間内に紹介し、最も読みたくなった本を投票で決めるゲーム感覚の「書評合戦」。
2018年から図書館でのメインイベントとなっており、スライドやレジュメを使わず自分の言葉だけで伝える力を養うだけでなく、本を通じて新しいコミュニケーションを育む機会にもなっています。
今回は、「学生VS教員!仁義なき戦い 師弟ビブリオバトル」ということで、学生3人と教員2人の計5人の発表者(バトラー)が熱戦を繰り広げました。学生、教員バトラーとも緊張しながらもオーディエンスの心をつかむため、一生懸命に本の素晴らしさを発表していました。会場のオーディエンスは、バトラーの熱のこもったプレゼンに耳を傾け、質疑応答では多くの質問をしていました。
投票の結果、工学部基礎理工学科3年生 奥村文音さんが紹介した「日本人の知らない日本語」がチャンプ本を獲得しました。
チャンプ本を獲得した奥村さんは「大学生になりアルバイトを始める際に、日本語力をブラッシュアップするために読みました。チャンプに選ばれると思っていなかったので驚いていますが、ぜひみなさんに読んでほしい本です」と喜びを語りました。
今回の「学生VS教員!仁義なき戦い 師弟ビブリオバトル」は学生バトラーに軍配が上がり、参戦した教員バトラーは「正直、勝てると思っていましたが甘かったです。悔しいですが、新たに読んでみたい本に出会えました」と最後は笑顔をみせました。
観戦に来ていた塩田邦成学長は「私の読書の刺激を与えてくれる機会をいただきました。帰りに全ての本を購入してしまいそうです」と話していました。
本学では、今後も定期的にビブリオバトルを開催する予定です。
詳細は、本学図書館Webサイトなどでお知らせいたします。
■バトラー参加者
1、情報通信工学部 情報工学科3年生 福田晋太郎さん「税金で買った本」
2、光石暁彦先生「オー・ヘンリー傑作選」
3、総合情報学部 ゲーム&メディア学科2年生 土屋智資さん「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」
4、工学部 基礎理工学科3年生 奥村文音さん「日本人の知らない日本語」
5、杉村寛子先生「玉嶺よふたたび」