3月3日(金)、「大森一樹監督を偲ぶ会」が都シティ大阪天王寺で開催され、塩田邦成学長が追悼の言葉を捧げました。
大森監督は、2000年4月に開設した本学総合情報学部メディア情報文化学科(当時)の開設当初からの教授であり、2005年3月まで情熱をもって学生の指導をしていただいていました。
追悼の言葉の中で、総合情報学部卒業制作展「なわてん」の名づけ親が大森監督であり、本学初の文理芸術融合による情報系学科の立役者でもあった大森監督のエッセンスが卒業制作展の名称として今でも残っていることは、非常に感慨深いものがあるとの紹介がありました。
また、「なわてん」は、キャンパスがある四條畷市(しじょうなわてし)と卒業制作展(そつぎょうせいさくてん)を合わせて「なわてん」と名付けられた経緯のエピソードを紹介しました。その「なわてん」も今年で20回目の開催を迎え、教職員と学生が大森監督の映像制作への熱い想いを胸に今後も教育にあたっていくとの言葉を捧げました。
ゴジラワークステーションとの2ショット写真は、2001年8月に本学で撮影したものです。ゴジラワークステーションは、コンピュータメーカーのCompaq社(2002年にHP社が買収)が映画「ゴジラ2000‐ミレニアム」の製作協力記念として製作した世界で1台の「ゴジラ2000‐ミレニアム‐」仕様ワークステーションであり、本学職員がプレゼントキャンペーンに応募し、当選した貴重な1台です。
大森監督とゴジラの関係は、ゴジラ映画シリーズの第17作である「ゴジラvsビオランテ」(1989年12月公開)と第18作の「ゴジラvsキングギドラ」(1991年12月公開)の映画監督を務めたという関係です。また、「ゴジラvsビオランテ」は、ゴジラシリーズの人気投票でも上位に位置するほど、根強い人気があります。