2月26日(日)、四條畷市立公民館で、日本文化特別講座「和食」を実施しました。
国際交流センターでは、新しく入学した留学生、学術交流協定により交換留学生として本学で学ぶ留学生を対象に、日本文化特別講座を開催しています。
今回の講座は立ち寿司「わがんせ」を運営している古賀氏を講師として招き、2013年にUNESCOの無形文化遺産に登録された「和食」について、和食の基本形とされる「一汁三菜」の意味と日本人の食文化の特徴について学びました。
魚の下ろし方や、和食の味の基本となる昆布と鰹節を使った出汁のとりかたを見学し、講師の指導のもと、栄養が偏りがちな一人暮らしの留学生でも短時間で実践できる和食作りに挑戦しました。
今回は、作りたての出汁を使い手軽に作ることができる「鍋料理」と「だし巻き卵」に挑戦。基本の出汁を使って、かつ丼や炊き込みご飯、みそ汁など様々な料理に展開できることを知り、調理の途中で出た野菜のくずや魚の骨を再利用できる料理を合わせて、一汁三菜弁当を完成させることができました。
参加した留学生からは「自国の料理に使う出汁とは素材が全然違うことに驚きました」「本物の昆布と鰹節のだしの香りがこんなに良いものなのだと感じました」「大根の皮や出汁に使った残り物を、再利用して他の料理が美味しく作れることに驚きました。無駄をなくすという考え方はSDGsの食糧問題の目標と合っている」「自分で和食を作れるようになったら、母国の家族に作ってあげたい」などの感想が寄せられました。
日本の食文化を学ぶことができ、食習慣を見なおす機会にもなり、外国人留学生にとって意義のある講座となりました。
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