工学部4学科(電気電子工学科、電子機械工学科、機械工学科、環境科学科)と情報通信工学部通信工学科の、合同開講科目(3年次)を今年度も開始しました。
この授業は、異なる学科の学生がチームを構成し、異分野の知識と技能をもとにしたプロジェクト活動を行うことで、技術者として欠かせないチームワークを学ぶことを目的としています。
4月10日(月)、第1回目の授業が行われ、授業ガイダンス後に、アイスブレイクとしてチーム対抗マシュマロ・チャレンジを行いました。
マシュマロ・チャレンジとはパスタ、テープ、紐、マシュマロ、はさみを使って制限時間の18分以内に自立可能なタワーを建てるゲームで、最も高いタワーを作ったチームが優勝となります。
5つのチームに分かれた学生たちは、チーム最初の共同作業に意見を出し合い、試行錯誤して協力し挑んでいました。
工学部電気電子工学科3年 猪妻あいさんは「マシュマロ・チャレンジでは、とにかく高くしようと思っていたので、初対面でしたが自然とみんなで協力して動くことが出来ました。この授業を選択したのは、生物模倣など自分1人ではできない分野がチームで学べるのであればと思ったからです。これからのプロジェクト活動が楽しみです」と話しました。
工学部環境科学科3年 藤浦弘揮さんは「最初は緊張しましたが、意見交換をしながらタワーを作り上げることができました。環境科学科なので機械の取り扱い方などを学ぶことが出来れば、自分の研究にプラスになるのではないかと思います。授業内容もおもしろそうなのでこれから楽しくやっていけそうだと思いました」と話しました。
この授業の過去のプロジェクトチームは、一般社団法人未来教育推進機構主催の「SDGs探究AWARDS」において、20年度は「優秀賞」、21年度は「審査員特別賞」と、2年連続で受賞しています。
これから、5つのチームは12月の最終発表会にむけてプロジェクト活動を展開していきます。
産業界・官公庁の方々との連携によってさらに広がる学びの世界。実社会に根ざした実のある学びで、即戦力をめざします。
次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
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