2023.05.08 総合案内

工学部 電子機械工学科の学生がアメリカ カリフォルニア州プレザントンで行われた「Robo Games 2023(第15回世界選手権)」で入賞しました

4月6日(木)から9日(日)の4日間、アメリカ カリフォルニア州プレザントンで行われた「Robo Games 2023(第15回世界選手権)」(アメリカ・ロボット工学協会主催)で、工学部 電子機械工学科4年生の島田紘也さんが、ヒューマノイド部門 二足カンフーで優勝し、日本チームとして参加した二足サッカーで入賞しました。

 

Robo Gamesは、世界最大のオープンロボット競技会で、今回は16か国から178チームが参加しました。日本から学生が出場するのは島田さんが初めてで、自作の二足歩行ロボット「フェムト」Medium Wait級(2~4kg)と、「ふぇむと」Light Wait級(2kg以下)で二足カンフー(バトル競技)に挑みました。さらに、3対3のチーム対抗で行う二足サッカーにも日本チームとして参加しました。

 

島田さんは「ROBO-ONE大会で交流を持った知人から、アメリカで大会があるので参加してみないかと声をかけられたことがきっかけで、在学中に海外渡航をしたかったこともあり思い切って参加しました。Medium Wait級の「フェムト」は、今回が初めての公式大会で、優勝するとは思ってもいなかったのでとても嬉しかったです。過去にさまざまな大会にLight Wait級の「ふぇむと」で出場しましたが、最高成績がベスト16だったので、その壁を越えることができてよかったです。アメリカでいろいろな経験ができました。次は、ヒト型ロボットの大会のレベルが高い日本の大会で優勝がしたいです」と今後の目標を語りました。

 

ROBO-ONE大会では出場者同士の交流が盛んに行われており、島田さんのように学生生活を送る中で知り合う機会がない社会人(多くが技術者として社会で活躍している)と交流を持てることは大きな利点です。今回新たな経験ができたことは、技術面以外にも大きな成果の一つとなりました。

 

アメリカ大会に出場するにあたり島田さんは、本学卒業生で理事の観野福太郎氏の寄付により設立された、観野福太郎基金「グローバルフロンティア奨励金」から奨励金が給付されました。この奨励金は、国際交流を通じて様々な知識や経験等を修得することを希望する者を対象に、少しでも学生の負担を軽減することを目的としています。

 

【大会結果】

ヒューマノイド部門 二足カンフー

Medium Wait(2~4kg) 優勝「フェムト」

Light Wait(2kg以下) 3位「ふぇむと」

 

二足サッカー(日本チームとして出場)

Medium Wait(2~4kg) 2位

Light Wait(2kg以下) 2位

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