■2020年度より小学校におけるプログラミング教育が始まり、子どもたちに「タイピングができた」という経験をした上で、楽しく学習に取り組んでほしいという思いから産学連携プロジェクトがスタート
本学は情報教育に力を入れており、学内だけにとどまらず、学外にも蓄積してきたICTのノウハウを社会に還元することを目的として2018年度にICT社会教育センターを設立。地元の寝屋川市、四條畷市をはじめ、大阪市や守口市、茨城県教育委員会と連携協定を締結し、学生や大学院生、教員を教育現場へ派遣しています。
精力的に活動を展開し、超スマート社会の到来に備えた人材育成に寄与しており、今回の産学連携プロジェクトもその一環として、エレコム株式会社と「KEY PALETTO(キーパレット)」を開発しました。
【使用する環境条件に合わせて選べる 4 モデル】
<Windows 11/10・Crome OS 対応Bluetooth®タイプ>
Bluetooth® Low Energy に対応したパソコンなどの機器で、USB ポートをふさがずにワイヤレス接続できます。レシーバーを挿す必要がないため、USBポートが少ない薄型パソコンやタブレット端末にもおすすめです。本体の表面には、電源をオフにできるスイッチがあり、不使用時の電池の消耗を防止できます。単3形乾電池1本で約2年使える長寿命設計です。
<iOS 16・iPadOS 16 対応 Bluetooth®タイプ>
Bluetooth® Low Energy に対応した iPhone やiPad にワイヤレス接続できます。本体の表面には、不使用時に電源をオフにできるスイッチがあり、不使用時の電池の消耗を防止できます。単3形乾電池1本で約2年使える長寿命設計です。キーボード上部にあるマルチファンクションキーは、iOS、iPadOSでの使用に便利な仕様です。
<USB2.4GHz 無線タイプ>
パソコンのUSB ポートにレシーバーを挿すだけですぐに使用できるワイヤレスタイプです。むずかしい設定は不要で、レシーバーをパソコンにつなぐだけですぐに使用できます。本体の表面には、電源をオフにできるスイッチがあり、電池の消耗を防止できます。レシーバーは超小型タイプを採用し、キーボード本体への収納も可能で、紛失しにくく持ち運びにも便利です。レシーバーには、さまざまな色の床に落としても見つけやすいオレンジ色を採用しています。単3形乾電池1本で約2年使える長寿命設計です。
<USB 有線タイプ>
むずかしい設定は不要で、USBケーブルをパソコンにつなぐだけですぐに使用できる有線接続タイプです。コネクターは弱い力でも抜き挿ししやすく、裏表の向きが分かりやすいデザインを採用しています。パソコンからの給電で動作するため電池が不要で、電池切れの心配をせずに使用できます。VCCI CLASS B を取得しています。
【監修チーム】
大阪電気通信大学 副学長 兼宗進 教授
小学校から大学までの情報科学教育を専門とし、プログラミング言語の開発や指導方法などを幅広く研究・提案。教育用のプログラミング言語・ドリトルや教育用プログラミング環境ビットアローの開発、小学校・高等学校における学習指導要領の策定・執筆、中学校・高等学校の理科・技術・情報の教科書執筆に携わる。
大阪大学 スチューデント・ライフサイクルサポートセンター(SLiCS センター)教育IR・教学データ基盤部
長瀧寛之 教授(前 大阪電気通信大学 メディアコミュニケーションセンター 特任准教授)
情報科学・教育工学が専門。大学や高等学校でのコンピュータの活用教育にも関心が高い。
大阪電気通信大学 共通教育機構 人間科学教育研究センター 大村基将 特任講師
教育学・技術教育・情報教育が専門。研究テーマは、初学者に適したソフトウェア開発プロセスに関する研究。