7月8日(土)、本学四條畷キャンパスにおいて日本文化特別講座「着物着付け」を実施し、留学生9人と日本人学生1人の合計10人が参加しました。
国際交流センターでは、新しく入学した留学生及び学術交流協定校から交換留学生として本学で学ぶ留学生等を対象に、日本文化特別講座を開催しています。
今回の講座では、四條畷市で着物文化を伝承されている「つむぎ会」の青木 美紀子代表ほか7人の講師をお招きし「着物文化」について学びました。
まず初めに、日本の衣装の歴史における「着物」について、自国の服装との違いと共通点を考えながら、写真と共に年代を追って説明を受けました。
次に、講師に着物の構造と自分一人でも帯が締められるようにと、着付けを学びました。続いて浴衣姿になった留学生たちは、一枚の布がバッグにも包み紙の代わりにもなり、どんな形のものも包むことができる「風呂敷」の使い方を学び、エコで実用的で美しい風呂敷の魅力と実用性を感じながら包み方を練習しました。浴衣姿に合わせて、手ぬぐいでほっかむりをしたり、やねじりはち巻きを巻いてもらって踊ったりする留学生もいました。
最後に、日本の夏祭りの雰囲気を感じるために、炭坑節、ドンパン節の振り付けを教わった後、音楽に合わせてコナミホール前の木を囲んで盆踊りを踊りました。日本の夏祭りの一節を切り取ったような、楽しい場面と時間となりました。
留学生からは、「観光客向けの着物着付けはあるが、歴史を学ぶことは無い。講師の方々の講義と熱心な指導のおかげで、大学の授業でしか味わえない文化を学ぶことができてとても良かった」という感想が寄せられ、日本文化を学ぶ貴重な経験になったようでした。
本学国際交流センターでは、包括連携協定を締結している四條畷市と、国際交流分野における地域連携の一環として、日本文化特別講座の市民講師として派遣協力を頂いています。
産業界・官公庁の方々との連携によってさらに広がる学びの世界。実社会に根ざした実のある学びで、即戦力をめざします。
次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
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